<熊本の南陵高等学校は先生も生徒も熱かった!ボクも熱血講師がんばってきました!>
2017年12月7日(木)
熊本県球磨(くま)郡あさぎり町にある南陵高等学校で授業講師をさせて頂きました!
内容は「パッケージの役割とか価値」ということで、得意分野!
・・・だったんですが、初めに講演依頼が来た時に「え?!高校?」と躊躇しました。
うーん、パッケージマーケティングセミナーを高校生が聞いても面白いのかな?聞いてくれるのかな?
でも、「日本の未来を支える高校生にパッケージマーケティングを伝えるチャンス」だと思って引き受けたんです。
でも日が近づくにつれ
「うーん、話を聞いてくれなかったらどうしよう?」と不安も募る。
・・・ということで、通常パッケージマーケティングセミナーに加えて
「なんで勉強ってするの?」
「人が喜ぶことをしよう」
「夢って持たないといけないの?」なんて話を伝えようと、スライドを考えて行きました。
あ!もちろん、高校生を引き込むような仕掛けも加えて。
3コマ授業をさせていただいたのですが、順番にお伝えすると。。。
一コマ目は一年生177名が聞いてくれて「ロゴマークの大切さ」が中心の授業。
ロゴは企業やブランドの目印!
ロゴには語れる意味合いを込めること!
なんて話もしたんですが、最もボクが伝えたかったのは「仕事って楽しい」ってこと。
少しは伝えることができたみたいで良かったです。
二コマ目は二年生&一年生に「パッケージの役割」ってことが中心の授業。
そこに「夢や目標の持ち方」の話をミックスして伝えました。
楽しんでくれたみたいでよかったです。
この中に、今年の南陵高等学校の会長選挙に出る人がいるんですよ。
その子が「松浦さんから聞いたことを選挙演説で使います!」なんて言ってくれているみたい。
嬉しいなー。
三コマ目は教員&地元の人への「ブランディング」授業。
ここはオトナばっかりなんで、パッケージ事例を連発でお伝えしました!
でも、ちょっとだけ「大人が楽しく働く大切さ」の話もさせて頂きました。
大人が苦しそうに働いていると、それは子供に伝わりますからね。
大人が楽しそうに働いていると、子供は「早く大人になりたい!仕事がしたい」って思ってくれます。
ここでちょっとびっくりしたこと。
今回、ご縁をくださった吉永先生がFacebookに書いていたのですが、
「なんと来年度の生徒会長や他の役職に立候補した生徒が12人。こんな事ここ10年記憶にございません!」ってびっくりしません?
これって、吉永先生を初め、南陵高等学校の先生たちが生き生きと、輝きながら仕事しているからそうなったんじゃないかな?
すごいなー、南陵高等学校!
いずれにしても、こうやって高校生を触れ合えてボクも楽しかったです!
素敵なご縁を、本当にありがとうございます!!!
熊本県立南陵高等学校
http://sakura1.higo.ed.jp/sh/nanryosh/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。