【パッケージコストを下げているのに、会社のブランド力を高められる場合がある その1】~その魔法のパッケージとは紙袋~
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
パッケージはよく「コスト」として捉えられます。
つまり「削減」対象ですね。
でも、削減しまくってたら、どんどんダサくなっていく。
だからパッケージを「投資」というコストに捉える企業もあります。
デザイナーもきちんと使って、パッケージにもコストを掛けて生産するわけです。
だからブランド力が高まる。
でもごく希にですが「パッケージコストを下げているのに、会社のブランド力を高められる場合」があります。
それは「紙袋の既製品を使っている」場合です!
例えば、こんな話。
最初はどのくらいの数量の使うか分からないので、既製品の紙袋を使い始めました。
これはもちろん悪いことじゃないです。
徐々に使用数料が増えてきて、年間2~3万枚使うようになった。
でも、なんとなく同じ紙袋を使っている。
まあ、注文したら届くし、便利ですから
でも、ボクは「もったいないなー」と思うわけです。
試しに見積してみたら、10000~15000枚くらいでオリジナル袋を作れる。
しかも、従来品より1~2割程も安い価格に!
そこの会社はオリジナルの紙袋を作ることを決定しました!
既製品の紙袋だと、やっぱりどこでも使っているから同じようになっちゃう。
オリジナルの紙袋の方がブランド力高まりますよね。
しかも、コストも安いわけですから!
※あ!
版代などのイニシャルコストは別途になります。
桶幸ウチダ造花さんも以前は既製品の紙袋を使っていましたが、今はオリジナル別注の紙袋です♪
(ウチダさんの場合は、コストダウン目的ではなく、とっかかりはブランド力向上目的と、サイズの問題が大きかったですけど)
もし、あなたの会社が大量の既製品の紙袋を使っているとしたら??
よかったらパケマツに一度、ご相談ください(笑)
その2もあるので、また後日、紹介しますね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。