【エクスマ同窓会in阿寒湖 鶴雅 「新しいことは最初、拒否され、無視される」】
2017年10月31日(火)
前日の帯広から一路、JRおおぞらで釧路へ!
そしてレンタカーに乗り換え阿寒湖へ!
そう!エクスマ同窓会に参加してきました!
エクスマは常に進化を続けています。
初期はPOPやチラシなどの販促が多かったエクスマですが、創始者の藤村正宏さん(通称スコット)が「これじゃ時代の変化に合わない」と判断!
2014年に一度、全部のエクスマ塾をストップし、1年間徹底的にSNSの勉強や実践を行ったそうです。
そして2015年に再開したときは「スゲーーー」って言う人と「なんだこりゃ」って言う人に別れました。
「新しいことは最初、拒否され、無視される」
そうなんですよね。新しいことをやり始めようとすると、最初は抵抗があって当たり前。
むしろ、抵抗・反対がないということは、新しいことじゃないってこと。
昔、映画は「無声映画」が当たり前でした。
その映画が音声付き(トーキー映画)になった!
その時に猛反対したのは、かの「チャップリン」だったそうです。
そのスーパースターでも変化が怖いんですね。
当然、その後、トーキー映画が主流になり、
最後まで反対していたチャップリンも、ついにはトーキー映画に出演したんだとか。
(懇親会の時の集合写真)
SNS界隈で起きたことも同じことが起こってました。
「なんでSNSが仕事になるの?」
ただ、藤村正宏師匠は確信していました。
「SNSはインフラになる、みんなが使うようになったら変わる」
考えてみたら、携帯電話が出た時もそうでしたね。
「おれは持たない」って人がいた。でも今は持ってる。それがインフラになるってこと。
GDPが6期連続で伸びている。これは11年ぶりのことらしい。
それを牽引しているのは「個人消費」だそうで、つまり景気が良くなってるということ。
そして「個人消費」が増える原因は「SNS消費」が増えていることなんだそうです。
こんな調査があるそうです。
SNSの写真動画を撮影するために何をした?(複数回答)
旅行 45.6%
外食 38.7%
友達と集まる 26.9%
そう、つまり今までは「旅行行ったから、SNS投稿」だった。
しかし、「SNSにアップしたい!じゃあ旅行に行こう」の順番になってる!
だから企業は「SNSファースト」に考える必要がある!
飲食店なら、味よりも先に、インスタ映えなどを考える。
新入社員に名刺交換よりSNSを教えることが必要。
さらに「論理と理性の限界」について話してくれました。
今までのマーケティングは「再現性」を求めてきました。
効率化を求めるのがマーケティング!
だから、マーケティング理論は体系化され続けてきた。
ところが、それが突き進むと「誰がやっても同じ」になってしまう。
コピーの大量生産になってしまう。
同じような企業、同じような商品、経営のコモディティ化が進んだのはこのためだ!
そしてこれが一番得意なのは機械・AI!人間が勝てるわけない。
これからは「再現性がない」がないということが価値になる。
誰も真似なんてできない、コピーできない世界。
論理的に考えたら答えは全て同じになる。
同じになると選んでもらう理由がない。
より安く
より多く
より早く
不毛な競争に終始し疲弊する。
ロジックは重要なんだけど、そこに感性や美意識を、ロジックよりももっと多く入れていく必要があるんだと。
「経営は感性の時代」に移ったと言われてました。
ワクワクする、なんとなくいい、うつくし、楽しいそう、ドキドキ
定量化できない世界でどう意思決定するのか、経営者やリーダーには感性・センスが必要!
だから、感性を磨こうと!
「どっちが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで経営」していこうと!
うーん、いつ聴いても痺れる話!
よし、ボクも感性を高めるために、小説も読んでいこう!
スコット、ありがとうございました。
<Twitterフラッシュ>
このポストカード、エクスマ同窓会参加者のために、スコットが昨日の夜から80枚以上書いてくれたんだって。
そんな風にボクたちのことを思ってくれてありがとうございます♪#エクスマ#エクスマ同窓会 pic.twitter.com/PdcMSmI94l— パッケージマーケッター 松浦 陽司 (@p_matsuura) 2017年10月31日
#エクスマ同窓会 世の中は5年でアップデートする。
スコットは5年前に発売した『安売りするな「価値」を売れ!』を新版発売したが、その事例を8割書き換えたそうです。
それは時代に合わないから。なるほどー。https://t.co/GCAgA4haHv#エクスマ pic.twitter.com/94iYpN6bzU— パッケージマーケッター 松浦 陽司 (@p_matsuura) 2017年10月31日
エクスマ同窓会でエヴァンジェリストコース同期のクレーと さおりんがサプライズ登壇!
さおりんとスコットの紅葉や紫陽花のトーク!
クレーの車の話で盛り上がってます!#エクスマ#エクスマ同窓会 pic.twitter.com/gZ1DzeCT8Y— パッケージマーケッター 松浦 陽司 (@p_matsuura) 2017年10月31日
エクスマ同窓会でエヴァンジェリストコース同期のクレーと さおりんがサプライズ登壇!
さおりんとスコットの紅葉や紫陽花のトーク!
クレーの車の話で盛り上がってます!#エクスマ#エクスマ同窓会 pic.twitter.com/gZ1DzeCT8Y— パッケージマーケッター 松浦 陽司 (@p_matsuura) 2017年10月31日
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。