いかに不況を乗り切るか④ ~稲盛和夫哲学~
稲盛和夫さんなら不況時にどう乗り切るか?
④の手 (1人当たりの)生産性は落とさない
100の仕事がある工場で、100人が働いていたとします。
不況時には仕事が50になります。
そのような時に、100人で50の仕事を分け合うことはしません。
なぜなら、1人当たりのパフォーマンスが下がるからです。
個人の能力が下がってしまいます。
また、好況になったときに、100人で100の仕事ができなくなります。
仕事が50に減ったなら、工場は50人で動かします。
残りの50名は、
営業に行ったり、
新商品開発したり、
徹底した5Sに取り組んだり、
一人ひとりが、100%のパフォーマンスを発揮できるようにします。
常に一番忙しい時と同じ緊張感がないといけません。
また、明日に続きます。
カテゴリー | セミナー・勉強会参加 , 徳島盛和塾
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。