<盛和塾 徳島ベンチマークツアーin徳武産業様(香川)>~社員さんと寄り添う~
2018年6月20日(水)
盛和塾<徳島>メンバーで、介護用シューズ「あゆみ」で有名な香川県の徳武産業様にベンチマークツアーに行ってきました!
メインでお話を聞かせて頂いたのは十河孝男会長。
質疑応答でボクが質問したのは「社員さんとの関わり」について。
十河会長は丁寧に答えてくれました。
「社員にとって何が一番の関心事か?
それは、社長が自分のことをよく分かってくれているってことだよ。
課長、部長で情報が止まってないかな?
確認しないといけない」
「ある意味、社長と社員さんって、とっても遠いものです。
だから、社長と社員のミゾは深いと思っている方がいい。
つまり、社員と近づけるような、近づくような、仕組みがいる」
「私は経営計画書に照らし合わせて、毎月、全社員と話していた。
そして、行動計画の進捗チェックする。
これがスムーズにいってるか?
朝に時間を作り、社員に来てもらって、一人10分でもやり取りする。
ひとりひとりに相対する仕組みを作った。」
「31年間社長したけど、ボーナス時には10~15行は手書きでメッセージを添えた。
これがスラスラ書ける社員と、そうでない社員がいる。
しっかり、社員を見ていないといけない」
うーん、約70名の社員さんと毎月10分お話するとしても、700分!
つまり11~12時間くらい。
これだけ掛けて、社員さんと関わっていたんですね。
(※現在は十河さんか会長に退かれて、後継社長が、その役目を担っているようです)
パケマツは総勢7名です。
ボクもちゃんと関わらないと。
十河会長、丁寧に答えてくれてありがとうございました!!
<追記>
勉強会の後は社員さんを交えての懇親会でした。
社員さんの生の声が聞けてめちゃめちゃ勉強になりました。
西木さんの会社ラブラブぶりに圧倒されました(笑)
それもこれも十河会長が社員さんに愛を注いできたからですね。
「社長って、私のこといつもちゃんと見てくれてる」
早朝ミーティングなどを通して、そういう関係性を作っているんですね。ぜひ、取り入れていきたいと思います。
徳武産業の皆さん、一緒にベンチマークに参加した皆さん、ありがとうございました!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。