<2016年度 徳島経営研究会の経営方針作成合宿が開催されました>
2016年4月9日(土)~10日(日)
徳島経営研究会の経営方針作成合宿が開催されました!
岡山経営研究会から斉藤 直人さんが来てくださり
めっちゃ楽しいスタート!
冒頭に社長、幹部、社員さんの立場の違いを説明の上、
「社長の言ってるとおり言っちゃダメ」と意外なことを言われました。
例えば会社が火事のときに
社長「火を消せ」
幹部「火を消せ」
社員「火を消せ」
・・・同じことを言っていては火は消えない(笑)
火事の時は
社長「火を消せ」
幹部「A君は水を汲め、B君は運べ、C君は火に水をかけろ」
社員「はい!」
そして実行!
だから、火が消える。
それぞれの立場によって、言葉も変わるんですね。
そして<経営者が気を付けないといけないこと>を3点お話してくださいました。
●「強み弱み」分析せずに「嫌味妬み」分析してはいけない。
例えば、
「うちの弱みは社員が学ばない」ことなんて言うと、
社員にとっては「嫌味」であり、社長に対する「妬み」が生まれます。
●「市場分析」せずに「私情分析」してはいけない。
例えば、
「藍住地方に進出したいから、伸びる市場は藍住」とか社長が勝手に決定することが多い。
完全に私情(笑)
●「共感」を得ずに「恐喝」してはいけない。
社員が「これ、私がやりたい!」と言ってくれるのが「共感」!
社長が「これ、お前がやれ!」と言いつけるのが「恐喝」!
そして、各自それぞれに方針書を作成していきます。
夜は懇親会!
いえいえ、さらに学びを深める懇談会!
なんと!
昨年日創研の28TTを卒業された日乃出本店の西川弘祐社長の模擬発表!
真剣に経営について語り合います。
そこで一つ出てきた意見として
「日乃出本店さんの最大の強みは社歴なんではないか」ということ。
102年の歴史の中で、様々な「人を楽しませる」取り組みをされております。
創業者は、
セスナでビラを配ったり、
一億円札を作ったり。
4代目の現社長は
ぶどうマンになったり、
競合他社とコラボまんじゅうをつくったり。
「人を楽しませる」
この社歴というか、会社のDNAがすごいんじゃないかと。
方針発表って素晴らしい!
そして、方針書作成合宿2日目!
夜もろくに寝ずに考えた4名の方が発表されております!
●大信サンドライ(クリーニング) 岩佐和宏さん
非常に堅実なクリーニング業をされております。
店舗クリーニングもしながらも、社会的使命である病院、
老人ホームのクリーニングとかも積極的に取り組んでおられます!
●デポー(おもちゃなど販売) 西原美智代さん
「すべては家族の笑顔のために」を理念に心温まる経営をされております。
凛も大好きな店舗です!
http://www.depot-net.com/
●ケーリッツアカデミー(塾経営) 前田有香さん
いやー。もう天真爛漫の極みですね!
「勉強することで子供たちに自信をつけて欲しいのー」という思いを強く感じました!
http://kritz-academy.com/
●プラムバー(梅酒製造販売・バー) 岸村憲作さん
昨夜も差し入れで梅酒を頂いたのですが、めっちゃ旨いですよ!
ぜひ、プラムバー経営されているので徳島の方はよって見てくださいね!
http://r.gnavi.co.jp/n47jcn840000/
こんな素晴らしいメンバーと学びを深めております。
仲間の方針発表を聞かせていただくのは本当に学びになります、ありがとうございます。
こうやってお互いの学びを深めていく経営方針作成合宿でした!
ご参加いただいたみなさまもありがとうございました。
<運営委員長>
戦略委員会 高田委員長!
企画運営、ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。