可能思考で生き抜こう ~湯ノ口弘二セミナー~ ④
【4】 意識的に生きる
…しかし、防衛本能のままに生きて、それでいいのでしょうか?
「嫌な上司から逃げる」
「怖いお客を避ける」
「目の前のクレームから逃げる」
「面倒な課題を避ける」
「現実から逃げる」
防衛本能のままに、逃げて、逃げて、避けて、避けてしていると、どんな人生が待っているか、私たちは知恵で、経験で分かっているはずです。
そんな、逃げて、避けてばかりの爬虫類のような人生でいいのですか?
私たちには生物の進化の過程で手に入れた「ヒトの脳」があります。
「ヒトの脳」は現実を意識的に把握できます。知恵を働かせて、困難に立ち向かい、チャレンジし、成長していくという能力を持っているのです。
私たちは「ヒト」であることに「意識的」でいましょう。
現実を良くすることに「意識的」でありましょう。
無意識だと、防衛本能(ヘビの脳)のままに、あらゆることから逃げてしまいます。
ところが、知恵(ヒトの脳)で意識すると変わります。
「これは困難だけど、達成すれば成長できる」
「嫌な上司から逃げずに学ぶ」
「怖いお客に訪問し、気に入ってもらって、注文をもらう」
「目の前のクレームに即対応し、信頼を得る」
「面倒な課題にチャレンジし、自己成長を手に入れる」
さて、今後のあなたは、夏休みの宿題を先にしますか?後にしますか?
防衛本能に気づき、目の前の困難から逃げますか?チャレンジしますか?
あなたは「ヘビ」ですか?「ヒト」ですか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。