可能思考で生き抜こう ~湯ノ口弘二セミナー~ ⑤
【5】 セルフコントロール
ハーバード大学の気の長い実験のお話
園児の目の前にケーキが1個あります。「数分間がまんすると、ケーキを2個あげる」と約束して、しばらく園児を一人にします。
我慢できずに1個を食べてしまう子。(セルフコントロールできてない)
我慢して2個もらう子。(セルフコントロールできている)
2通りの子供が現れます。
そして、20年後の経歴をチェックします。
我慢できなかった子…反抗的、自己中心的、ドラッグ、限られた友人とだけの付き合い、すぐにキレる。いわゆる、人生で成功してない。
我慢した子…集中力がある、誰とでも仲良し、スポーツマン、いわいる、人生で成功している。
セルフコントロールできていない人は「防衛本能」の赴くまま、ヘビの脳で生きてきた。
セルフコントロールできている人は「意識的」に「知恵」を働かせ、ヒトの脳で生きてきた。
あなたの脳はヘビに支配されていますか?ヒトとして生きていますか?
※この家庭環境を調べると、セルフコントロールできない子供の両親は夫婦が不仲。
セルフコントロールできる子供の両親は夫婦が仲良しだったそうです。
やはり、両親が与える影響というのは、とてつもなく大きいのです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。