<心理学を生かした信頼関係づくり~知らず知らずのうちに相手があなたのことを好きになる~西村博さん講演>
2017年4月20日(木)
徳島経営研究会のリーダーシップ委員会
「心理学を生かした信頼関係づくり~知らず知らずのうちに相手があなたのことを好きになる~」が開催されました!
講師は我らが西村自動車の西村博さん!
実は7人の子供を持つお父さん!
PTA歴13年、教育委員会にも携わって4年と、子供思いの温かい人柄が溢れた経歴!
その温かい人柄に誘われたのか?
会場となったエーテック時習堂には30名を超えるメンバーが集まって爆笑の渦(笑)
イライラすると、人間関係が悪くなるのも、自分自身の心情にも健康にも良くないのはわかりきっていること。
でも、どうしてイライラしたり、怒ったりするのか?
西村さんはそれは全て「自己責任」と伝えます。
「起こった出来事に対して、それをどう自分で解釈したか。目の前の出来事には何の意味はなく、自分でどう意味付けしたか」
簡単な話、「あなたはかっこいいですね」と言われて、「あら、そう、嬉しい」と思う人もいれば、「なんかの嫌味?」と思う人もいる。
そう、自分自身がどう捉えるかなんですよね。
つまり「怒り」や「イライラ」も、「あいつに怒った」「こいつにイライラした」じゃなくって、「自分が怒ると決めた」「自分がイライラすると解釈した」ということなんです。
そうか、、、自己責任なんだ(汗)
人の心を左右するのは出来事ではなく、受け取り方です。
なので逆に言えば、どういう感情を持つかは本人の意思によって変えられるはずです。
そうは言っても出来事に反応しちゃってイライラしちゃうこともありますよね。
そんな人のために
<イライラした時に怒らなくてすむ3つのポイント>も解説してくれました!
1 その場から立ち去る
2 感情を探す
3 自分の気持ちを伝える
例えば子供が連絡もなしに遅く帰ってきたとします。
「なんで遅くなったのよ!」とその場で怒るのではなく、まず一息。
(場所が変えれない時はコーヒーブレイクや深呼吸でもOK)
そして、「ああ、私は心配で不安だったんだ」と感情に気づいてから、気持ちを伝えます。
「何かあったと思って心配したよ。次遅くなる時はちゃんと連絡してね。安心するから」
こんな感じですね。
会社などでは、さらに「相手への尊重」が大切です。
「この件に対して君はどう思っているのか、聞かせてくれないか」
この最後の質問を忘れないことです。
自分の気持ちばかり言いっぱなしではコミュニケーションになりませんからね。
そして、コミュニケーションが取れれば、誤解や勘違い、お互いの価値観の違いなどに気づくことができるから更にいい人間関係が築けます。
明るい雰囲気の中、とってもいい学びができました!
西村さん、温かい講演をありがとうございます。
この委員会は3回シリーズなので、あと2回も聞けるなんて楽しみです!
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。