<「勉強したくないから居酒屋に入ったんや!」の蒲公英(たんぽぽ)はどう変化したのか?>
2017年7月14日(金)
日創研 徳島経営研究会 7月例会
「理念の浸透が家族のような絆を生む」
大阪から居酒屋経営の蒲公英(たんぽぽ)藤田順也さんを講師に迎えての例会でした。
会場は150人以上!
「学ぼうっ!」という空気感が充満してました。
88名の会員のうち、86人出席!
出席率97.7%というスゴイ例会になりました!
さあ、藤田さんの講演スタート!
藤田さんは昔は「軍隊経営」をされていたそうなんです。
「あれやれ!」
「これやれ!」
「何してんねん、できてへんやないか!」
会社は確かに運営できているのですが、
そのキツイ社風に社員さんがボロボロ辞めていく。
社員さんが辞める時って、本当に辛い。
しかし、「それではいけない」と気づき、
「人に光を当てる経営」にシフトしようとします。
その時にもショックを受けるのです。
藤田「これから共に学んで、一緒に会社を良くしていこう!幸せになろう!」
社員「何言ってんねん?!俺らは勉強したくないから居酒屋に入ったんや!」
そんな風に言われて、結局多数の社員さんや店長の退社。
辛かったそうですが、そこからどんどんと学びを取り入れていきます。
ちなみに、その時に辞めなかった店長が
現在は専務、常務として大活躍しているそうです。
「自分の子供にかっこいいって言ってもらえる」
そんな会社になろうと学んでいきます。
「なぜ、そんなに学ぶのか?」と言うと、
「忘れる」からだそうです。
エビングハウスの忘却曲線というのがあり、
人は20分後42%忘れる
1時間後には58%忘れる
1日後には74%忘れる
じゃあ、学び続けないと!
そして、学びを復習をすると、学習効果が跳ね上がるということなんです。
蒲公英(たんぽぽ)の社員さんのすごいすてきなエピソード!
新人教育の制度、そして成果などを見せてもらいました。
もう、会場一同感激です。
そして、最後のコメント。
藤田さんは涙ながらにお話されました。
「現場を抜けて、話させてもらっている。
これは現場の人が頑張ってくれているから。
心から感謝します。」
参加していた木根直美さんは
「泣きました」とコメント。
会場は本当に温かい空気に包まれました。
藤田さん、本当にありがとうございます。
・・・と言いながら、この例会は終わらない。
懇談会はノンアルコールでお弁当を食べたあとに、
約45分間の質疑応答!
みなさん、途切れることなく、熱心に手を挙げて質問してくださいました。
これも「学ぼう」ってする経営研究会メンバーの意識の高さと、
藤田さんの例会に感動したのと、相乗効果と思います。
ちなみに、この例会は
徳島経営研究会 全88名の会員のうち、86人出席!
出席率97.7%というスゴイ例会になりました!
それもこれも
「藤田 順也講師のお話をぜひ多くの方に聞いてもらいたい」という
実行委員長の廣永 工さんの思いが経営研究会の会員に伝わった成果です!
すごくないですか?
出席率97.7%って!
廣永さん、おめでとうございます!
藤田さんもホントにステキなお話をありがとうございます!
小林 真作さんからタマゴの詰め合わせをお礼の品としてプレゼントされました!
ご出席くださったみなさん、
運営スタッフのみなさん、ありがとうございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。