<「リーダーシップって何ですか?」インテックス金山昇司社長が伝えてくれたこと>
2017年9月4日(月)
岡山県で総合リサイクル・廃棄物処理・建築物解体などを展開する
株式会社インテックスさんをベンチマーク!
金山昇司社長に暖かく、熱く、受け入れて頂きました。
ところでふとした疑問!
同じ会社で、社長も同じ、社内ルールも同じ、理念も同じ、商品も同じ。
でも、営業マンによって全く成績が違うのはなぜだろう?
これを3つのポイントで語ってくれました。
1 目的の共有と明確化
2 リーダーシップ
3 承認
1 目的の共有と明確化
結局は「なんのために」という思いが大切。
「売上のために」とか「顧客数アップのために」が目的になるとおかしくなる。
やっぱり理念を深く共有し、
「ありがとうのため」とか「喜んでもらうため」などの目的を明確にしていることが大切。
2 リーダーシップ
リーダーはそれだけでパワーを持っている。
(後述します)
このパワーを大事に使うこと。
3 承認
「ありがとう」「お疲れ様」なども承認。
人は「承認された方に向かって行動する」という法則があります。
「売上あげてありがとう」だと売上を上げる方に。
「お客さんに喜んでもらってありがとう」だとお客さんが喜んでくれる方に。
だから承認の仕方も大切と。
うーん、深い。
ここでリーダーシップについてさらに掘り下げてみます。
<リーダーシップ5つのパワー>
1 報酬的なパワー・・・金銭など。給料を0円にして働く社員さんはいない
2 強制的なパワー・・・人事権など。「クビにするぞ!」「転勤しろ!」
3 専門的なパワー・・・リーダーだけが知っている専門知識や技術
4 合法的なパワー・・・特に中小企業の「親族の意見」など。実力以上の影響力を持つ。
5 人間的なパワー・・・尊敬できる、この人についていきたい。
企業においてはこの5つのパワーをきっちり考えてないといけない。
ちなみに、金山さんは「経営研究会」という組織の全国の役員さんです。
経営研究会などの活動になると、この5つのパワーの使い方はまるで変わります。
ほとんどが5 人間的パワー!
(少し3 専門的パワー)
そう、人間的に尊敬できる、付いていきたいと思ってもらえるような人間性がないと、
報酬的、強制的、合法的なパワーの使えない経営団体では誰もついてこないのです。
これって、企業にも言えます。
やっぱり、人間的なパワーがないと、他の4つが全て優れていてもどうにもならないのです。
うーん、なるほど。
ボクも人間性を高めていかないと。
ちなみに「リーダーシップってなんですか?」という問いかけもありました。
「普段考えないでしょ、だから考えて、自分なりの答えを持っておかないと」ということです。
金山さん、いろいろと教えていただきありがとうございます。
金山さんは11月8日に徳島経営研究会で例会してくれます。
よかったら、お越しくださいませ!
http://www.ntkk-tokushima.com/information/898.html
<本日のインスタグラムピックアップ>
凛とトリックアート撮ってみました♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。