上甲晃さん① 教育は教える側が厳しくなくてはならん
先日、パッケージ松浦で上甲晃さんという方の講演を聞きに行ってきました!
上甲さんは松下幸之助さんに教えを受けた方です。
「不況なおよし ~松下幸之助に学ぶ逆境時の発想~」
パッケージ松浦は全員、最前列で受講してきました!
それでは、また何日かに渡ってレポートさせて頂きます。
教育は教える側が厳しくなくてはならん
私(上甲晃)は青年塾という若手を育成する教育活動を行っています。
そこでは、塾生にいろいろという前に、私から塾生に対して制約を出します。
塾生へ対しての制約
もし、下記のことが守れなければ、青年塾を中止します。
① 規則が必要になったらやめる
規則がなかったら、秩序が守れないようではダメ。
規則がないと人が統制できないようでは、教育力の低下である。
全く規則がなくても、どこよりも秩序があるという状態がベスト。
判断基準は「規則だから守らないと…」はダメ。
自分の良心に照らし合わせて、判断する。
② 共にあることがしんどくなったらやめる
人を育てる気があるのであれば、24時間、365日、共にあると思わんとアカン。
共にあることが教育の原点である。
③ 塾生を迎えるときにワクワクしなくなったらやめる
常に「今回はどんな塾生と出会えるか?」とワクワクしている。
そうでないと塾生を受け入れるのは失礼である。
会社では部下や後輩に「こうしろ!」と規則や制約とつけ、動かそうとします。
しかし、「規則だから…」では人は動きません。
教育は教える前に、教える側が厳しくなくてはならんのです!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。