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2019年10月27日

【カープが何故、復興できたのか?】~カープのマーケティング 迫勝則氏~

先日10月20日に書いた
【企業の4つの状態で理想的なのは?】~広島経営研究会 カープのマーケティング 迫勝則氏~
こちらの続き記事ですが、単独でもお楽しみ頂けると思います。

広島経営研究会の10月例会
カープのマーケティング 迫勝則氏の講演内容です!

<カープに激震が走った日>

それは、2004年!
「プロ野球 1リーグ構想」が出た時です。
チーム数も減らす計画があり、
「じゃあ、カープは要らなくない?」という風潮になったんです。

「カープを残そう」と各地でイベント開催。
広島市も本気になり、広島市民球場をマツダスタジアムへ!

<さあ、カープのマーケティングへ>

グッズ販売にも力を入れ始めた。

こんな事件がありました。
ブラウン監督が、審判のジャッジに猛反抗!

「イカリオサマリマセンワーーー」と言ったかどうかは分からないのですが、
なんと、ブラウン監督!
ベースを引っこ抜いて投げ飛ばしちゃった(汗)

すると、すぐにこんなTシャツが販売されたそうです。


「ベースは投げるもんじゃなかばいTシャツ」

 

笑いますねー。

隠し玉をやられてしまった時には


「野球の基本 ボールから目を離さないTシャツ」

下の方に隠し玉があるのがポイント(笑)

グッズ売上が4億円から、70億円に跳ね上がったそうです!
そこには
「野球を楽しもうとしている」
「誰もやっていないことをやる」という精神に溢れていますね♪

<大きなピンチ=大きなチャンス>

もちろん、これは一例。
ネソベリアやカープ女子など、数々のマーケティングを行ってきたのです。

それもこれも、起点は2004年の「1リーグ構想」がきっかけです。
この大ピンチのおかげで、大きくマーケティングを変えるきっかけになったのですから。

迫勝則さん、楽しく学ばせて頂いて、ありがとうございました。

Tシャツの画像出展はこちらです。
https://blogs.yahoo.co.jp/mandarin_ver24/63386858.html

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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