【カープが何故、復興できたのか?】~カープのマーケティング 迫勝則氏~
先日10月20日に書いた
【企業の4つの状態で理想的なのは?】~広島経営研究会 カープのマーケティング 迫勝則氏~
こちらの続き記事ですが、単独でもお楽しみ頂けると思います。
広島経営研究会の10月例会
カープのマーケティング 迫勝則氏の講演内容です!
<カープに激震が走った日>
それは、2004年!
「プロ野球 1リーグ構想」が出た時です。
チーム数も減らす計画があり、
「じゃあ、カープは要らなくない?」という風潮になったんです。
「カープを残そう」と各地でイベント開催。
広島市も本気になり、広島市民球場をマツダスタジアムへ!
<さあ、カープのマーケティングへ>
グッズ販売にも力を入れ始めた。
こんな事件がありました。
ブラウン監督が、審判のジャッジに猛反抗!
「イカリオサマリマセンワーーー」と言ったかどうかは分からないのですが、
なんと、ブラウン監督!
ベースを引っこ抜いて投げ飛ばしちゃった(汗)
すると、すぐにこんなTシャツが販売されたそうです。
「ベースは投げるもんじゃなかばいTシャツ」
笑いますねー。
隠し玉をやられてしまった時には
「野球の基本 ボールから目を離さないTシャツ」
下の方に隠し玉があるのがポイント(笑)
グッズ売上が4億円から、70億円に跳ね上がったそうです!
そこには
「野球を楽しもうとしている」
「誰もやっていないことをやる」という精神に溢れていますね♪
<大きなピンチ=大きなチャンス>
もちろん、これは一例。
ネソベリアやカープ女子など、数々のマーケティングを行ってきたのです。
それもこれも、起点は2004年の「1リーグ構想」がきっかけです。
この大ピンチのおかげで、大きくマーケティングを変えるきっかけになったのですから。
迫勝則さん、楽しく学ばせて頂いて、ありがとうございました。
Tシャツの画像出展はこちらです。
https://blogs.yahoo.co.jp/mandarin_ver24/63386858.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。