【社員さんは労働力なのか、パートナーなのか?】~安岐水産さまにベンチマークツアー~
社員さんとはどんな存在なのか?
A.安く使う労働力
B.共に成長するパートナー
答えは明らかなのですが、
普段できているかどうかは違いますよね。
<「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」の逆バージョン>
学びの友に会いに、香川県へ!
2020年2月27日(木)~28日(金)
徳島経営研究会が行く
香川経営研究会企業へのベンチマークツアーが開催されました!
豪華絢爛!
7つの企業と1つの例会での学び!
その1社目は、さぬき市の「安岐水産」様です!
<安岐水産のメイン商品はただのイカじゃない>
メイン商品は「イカ」なのですが、
これがただのイカじゃない!
「アオリイカ」なのです。
イカの中でも、グレードが高い「アオリイカ」!
品質も量も、(おそらく)安岐水産が日本一だとのこと。
徳島でもマルナカというスーパーで
「イカソーメン」になってならんでいるそうな。
これは見つけたら買わなくっちゃ!
<安岐水産の特徴歴な外国人受け入れ>
インドネシアの人を、外国人実習生として受け入れているそうです。
ただ、外国人実習生と言うと多くの場合
企業側は「安い労働力」
実習生は「出稼ぎ」という価値観になりがち。
でも、安岐水産は
「この3年間、日本に来てよかった」と思ってもらえるように!
親身に接して、関わって、日本の文化も伝えているそうです。
社員さんはビジネスパートナーだ!
共に成長するパートナーだ!
そんな思いを感じます。
<13の徳目朝礼の活用>
数年前から13の徳目朝礼を導入。
最初はなかなか自分の意見を発表できなかったそうですが、
今はみんなが発表するようになったそうです。
ここで思い出したのが、3~4年まえだったかな?
ボクが個人的に訪問させて頂いたときに教えて貰ったこと。
全く喋らなかった女の子。
朝礼を続けていても全く喋らなかった。
「大丈夫なのかな?」
そう思いながらも続けていた朝礼。
でも、周りの人が楽しそうに喋る。
嬉しそうに語る。
そんな風な朝礼が続いている中、
ある日、奇跡が起こったのです。
「私、発表します!」
そこからどんどんと積極的な意見を発言をするようになってきた。
なんか、感激しますね。
<安岐水産の最近の取り組み「ちゅみうみ」>
コンテナショップを会社の裏側で営業中!
美味しい惣菜や
イカ焼きなどを販売してます!
こちらで購入したタコのアヒージョ!
掛け紙がタコで、足が八本になってる!
これはトムソンという加工をしないとできなんですよ。
すばらしい。
パッケージで価値を高めてます。
安岐麗子社長に社員の皆様、
訪問させて頂き、ありがとうございます。
めっちゃ、勉強になりました!
<安岐水産YouTube>
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。