【マルブン眞鍋明さんの例会が開催されました】~新型コロナウイルスに立ち向かい地域社会と共に成果をつくるありがとうレストランの取組み~
コロナによる激動の変化の時代!
ボクたちはどう変化対応していくのか?
自分の立ち位置を知るための3つのゾーンとは?
2020年9月8日(火)
日創研 徳島経営研究会 10月例会
新型コロナウイルスに立ち向かい地域社会と共に成果をつくるありがとうレストランの取組み
マルブン(愛媛) 眞鍋明さん例会が開催されました!
みんな大好き、マルブン眞鍋さん!
zoom開催のため、全国各地から総勢78名ご参加頂きました。
ありがとうございます。
マルブンは愛媛県で8店舗を経営されるイタリアンを中心とした飲食業。
https://marubun8.com/
「これまでもこれからもおいしいが響き合うマルブンでありたいと願います」という理念のもと、
やりがいをもって自ら働くスタッフを生み出す人財育成や、地域で愛され共に成長と発展する企業づくりをされております。
今回の新型コロナウイルスの影響を受け、
もちろん、飲食店なので大打撃を受けています。
その中、どう経営しているのか??
実体験を元にお話してくださいました。
まず、自分の立ち位置を知るための3つのゾーンのお話をしてくれました。
<コロナの今、どんな自分でありたい?>
1 恐れのゾーン
2 学びのゾーン
3 成長のゾーン
1 恐れのゾーン
自分のことばっかり考えて、トイレットペーパーや医薬品を買いだめしたり(汗)
それどころが不確かな情報を確認もせずに流しまくったり。
自分どころが、人も不安に陥れてしまう。
2 学びのゾーン
自分でコントロールできないところは手放していく。
情報は正しいのかどうか確認する。
だれもがベストを尽くそうとしていると気づく。
3 成長のゾーン
他の人を助ける方法に目を向ける。
新しい変化に適応するための道を探す。
幸福な感情を保ち、希望を広める。
やっぱり、2や3のゾーンに居るようにしないと
今を生きて、未来にフォーカスすることができません。
いたずらに恐れだけを抱いてはいけませんね。
そういえばボクはトイレットペーパーやマスク、
買いだめに行ったなー(汗)
他に記憶に残ったのは
「自分たちのできないことで悩まない」
「今、自分たちのできることを行う」
眞鍋さんのおっしゃる通りで
「コロナ、いつ消えてなくなるの?」
「ワクチン、まだできないの?」といくら叫んでも
自分ではどうにもならないことで悩んでますね(汗)
「今、自分たちのできることを行う」ってことが大切ですね。
実際、マルブンでは数々の手を打たれています。
・スタッフ社員+家族全員へマスクプレゼント
・テイクアウトメニューの開発
・メニューのQRコード化
・ウチマルキッチン(通販)開始
・クラウドファンディング
・etc
など、無数の手を打たれてきました。
コロナ禍で「なるほど」と思ったのが
「お客さんに電話をした」というお話。
普通、飲食店では、お客様から電話がかかってくるのを待ちます。
コロナ禍でお客さんが来ない(汗)
だから、マルブンではお客様に電話をしたそうです。
そして聞いたのが3つのこと
①コロナどうですか?
②困っていることはないですか?
③私たちに手伝えることは?
①②までは色々と答えてくれるそうです。
③はなかなか出てこないですが
中には
「マルブンさんのピザがうちの冷凍庫にあればいいのに」
と言ってくれるお客様もいたそうです。
そこから生まれたのが通販部門!
ウチマルキッチンです!
すぐにサイトを立ち上げて、
通販開始!
まさに「今、自分たちのできることを行う」の実践です。
眞鍋さん自身は200人に。
幹部は50人に。
社員は10人に。
お客様に電話をかけて、情報収集したそうです。
なるほどなー。
これはパケマツでもすぐに取り組めそうです。
例会中、2回、ブレイクアウトルームでグループ分けしてディスカッションが開催されました!
これがまた大盛り上がり!
ディスカッションすることで
よりアイディアが湧いてきますね。
カフェカフスの河野亜美店長がカフスに入店した思いを語ってくれたり。
愛媛経営研究会の清水肇さんが創業の思いを語ってくれたり。
青木さんが話している途中でブレイクアウトルームが切れたり(笑)
大いに盛り上がりました。
大盛り上がりの中、眞鍋さんの話が終了。
パケマツからは桑原さんと原田さんも一緒に参加してたのですが
2人の感想です。
<桑原さんの感想>
「妻との三つの約束」に泣けた。
眞鍋さんは数年前に奥様を亡くされているんです。
その妻との約束を「個人的な使命」として語ってくれました。
特に桑原さんが響いたのが
「お客様にこの店があってよかったね」と言ってもらえるようになろうということ。
<原田さんの感想>
難しい経営用語がなく、すごく分かりやすかったです。
特に「お客様への3つの質問」
①コロナどうですか?
②困っていることはないですか?
③私たちに手伝えることは?
このお話は私もすぐに実践できる!
やってみます!
頼もしい!
謝辞で青木一夫さんがお話されました。
「今日聞いてよかったなでなしに
この話をきっちりと自社の経営に活かしていきましょう」
本当にその通りです!
まずはボクも、お客さんへの3つの質問実践だな。
眞鍋明さん、お話ありがとうございました。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
<マルブンファンに見て欲しいパケTube>
マルブンのパッケージはSNSで何故、シェアされるのか?
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その秘密は●●にあった!
パケTube解説しているので、ぜひご覧くださいませ♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。