<理念と経営 北四国地区大会 人に光を当てる経営 ~松下幸之助翁に学ぶ人材育成~ 木野親之氏>
<理念と経営 北四国地区大会 人に光を当てる経営 ~松下幸之助翁に学ぶ人材育成~ 木野親之氏>
2014年11月8日(土)
理念と経営 北四国地区大会
人に光を当てる経営
~松下幸之助翁に学ぶ人材育成~
木野親之氏
木野親之さんは
松下電器産業(現パナソニック)で、
松下幸之助さんの指導を直接受けられた方です。
質疑応答(経営問答)形式の講演でした。
Q.「理念を作りたい」
A.理念と作る必要はない。自分の思いが大切。
どのように会社にしたいのか?
それを持って社会にどう貢献したいのか?
こんなことを決めるのです。
社長が「金儲け」と思えば、金儲けが理念になる。
ただ、それでは誰かが損をする。
お客さんも社員さんも離れる。
これでは、継続はできない。
「社会のために、地域のために」という大義名分が必要です。
経営をしているうちに湧いてきます。
やはり、自分自身の心に何度も問いかけることが必要です。
Q.年上の社員さんに自分の思いが伝わらない(若い経営者より)
A.上の人はわかってくれていますよ。
アナタが成長している姿を見て、先輩は嬉しいはずです。
経営者が本当に頑張って、成長していたら、問題はありません。
上の人は心ではわかっています。
厳しいことを言っているのも、反発してみるのも、
アナタに期待しているからです。
そのことに感謝してください。
Q.「素直な心」と「言いなり」との線引きは?
A.素直な心はなんでもOKすることではない。
自分の心を悟ることです。
これは、私もまだ結論がでていない、
一生追いかけるべき大きな課題です。
Q.木野親之さんが仕事の時に心得ていたことは?
A.「楽しく仕事をしよう!」ということです。
その為には真面目な挑戦をすることです。
挑戦しないと面白くないですね。
パッケージ松浦もお客様の販売支援に挑戦し続けます!
木野親之先生、ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。