日創研 松岡幸治講師 「可能思考能力の発揮が企業成功を決める」
「不安と危機感の違いってなに?」
いきなり聞かれると
ちょっとわからなかったりします。
あなたならなんと答えますか?
2025年4月9日(水)
徳島経営研究会 4月例会
日創研 松岡幸治講師
「可能思考能力の発揮が企業成功を決める」
が開催されました!
会場には会員、トライアルメンバー、
会員企業の社員さんなど
70名を超える方がお集りくださいました。
ありがとうございます。
2024年 倒産件数は過去最高になっている。
しかし、一方では
過去最高利益を出しているという声も多い。
これはなぜ??
それは、学ぶか、学ばないかの差である。
社会人の1日当たり平均勉強時間が
「数分」なんだそうです。
これは平均なので
多くの方が「全く勉強しない」
その一方で「何時間も勉強する」
という人がいて、平均で「数分」になる。
これが、業績に
そのまま直結しているということ。
だから、二極化していくのだと。
そのことは
私たちも体感しています。
経営研究会の理念が
「共に学び、共に栄える」
そう、この理念が
学ぶことの大切さを表現しております。
学んでいると
気づき、変化することができます。
例えば
業績が下がってきているとして
「消費全体が落ち込んでいるから仕方ない」
「環境に原因がある」
「担当者がしっかりしていない、育っていない」
なんて思っちゃいますよね。
これは「原因他人論」と言います。
でも、学んでいると
「人のせいに、環境のせいにしていてはいけない」
と気づけるのです。
「自分のビジネスモデルの作り方が悪い」
「担当部長とのすり合わせができていない」
「自分のこれまでの人材育成の仕方が悪い」
と「原因自分論」で気づき
行動を変えていけることができるのです。
ところで、この
講演タイトルの中にあr
「可能思考」ってなんでしょう?
なんでも、プラスにとらえる
「ポジティブ思考」と一緒なんでしょうか?
松岡さんは「違う」と語ります。
「可能思考能力とは
現状を否定する力だ!」
今のまま(現状のまま)ではいけない!
このままでは
・商品が陳腐化する可能性がある
・他社に真似られる可能性がある
・付加価値を創らないと他社が追い付いてくる。
だからこそ、
今を、現状を否定し
変化していくのが可能思考能力であると。
そして
「不安と危機感の違いとは?」
パッと聞いても何のことやらと思いますよね。
じゃ、このように聞いてみましょう。
「3年後の具体的な目標とは??」
この質問に
答えられない人が抱くのが「不安」
答えられる人が抱くのが「危機感」
なんです。
解説すると
不安=漠然とした感情
危機感=目標を持つから抱く感情
不安は人間だれしも感じることですが
「なんとなく不安」ということが多いんです。
ただし、目標があると
「目標までにこれが足りない、これをやらねば」
と危機感に変化するのです。
「3年後の具体的な目標とは??」
めっちゃ自分自身に突き刺さる質問です。
例会も大盛り上がりで終了し、
懇談会へ移行。
そこでも、めっちゃ活発な
質疑応答が交わされました!
松岡さん、ご参加の皆さん
ありがとうございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。