【「食品4大ダメダメアピールポイント」のお知らせ。棚橋食品様パッケージマーケティングセミナー】
2017年9月5日(火)
滋賀県彦根市にある株式会社 棚橋食品様に訪問!
社内パッケージマーケティングセミナーさせていただきました!
聞いてくれたのは製造部、営業部、総務部などの各担当者!
冒頭、どうしてこんなに部門を越えた人たちに聞いてもらったのかという理由を
棚橋社長はこんな風に伝えておりました。
「製造部にしかしらないことがある。
営業部にしかわからないことがある。
そう言ったことを、部門の垣根を越えて話し合い、相乗効果を出していこう」
うん、こうやって社員さんと共に学ぶって大切ですよね!
セミナーないでは、ボクが考える
<食品4大ダメダメアピールポイント>についてお話させて頂きました。
お豆腐屋さん、、、と言うか、ほとんどの食品会社に通じることです。
「この商品のこだわりは?」と聞いて、下記の4つのことを答えているようではNGです!
1)素材にこだわってます
2)製法にこだわってます
3)安全安心です。
4)とにかく美味しいんです
「えぇっ?!」と思うかも知れません。
でもこれは事実!
どうしてこの4つが「ダメアピールポイント」なのかと言うと、
どこも同じこと言ってるからです!
だからお客さんである一般の主婦や、スーパーのバイヤーさんに
「違うって言われても、どうせ素材と製法と安心でしょ。それで美味しいって言うんでしょ」
って思われる。
そう、お客さんから見たら、全く他の会社と見分けが付かないんです。
だから「違う価値」を表現してないなら表現する。
ないんだったら創り出すってことをしていく必要があるんです。
例えばで紹介したのは「さとの雪」の「冷六」と「鍋八」です。
パッケージに書いてあるのはこんなこと!
「波の数が増えて醤油のからみやすさUP」
「波型カットで味がよくからむ」
味や素材、製法、安心のことなど言わず、
シンプルに「味がよくからむ」ってことが価値になってる!
それが圧倒的に「他の豆腐と違う」ってわかる!
ちなみにこの波型カットは特許なので、さとの雪さんしかできないみたいですけど、
「波型にカットしただけ」という、別に味とは関係のない世界の工夫。
こういったことが生まれるんですよね!
棚橋食品さんを、今後も継続してミラサポで支援させていただくことになりました!
しっかりと素晴らしいブランドを創っていきます!
価値を伝える商品を創っていきます!
棚橋社長、みなさん、ありがとうございます。
これから宜しくお願いします!!
株式会社 棚橋食品
http://tanahashi-food.jp/
<最近のTwitterトピック>
疲れてたどり着いたスーパーホテル南彦根駅前!
部屋に入るとこんなメッセージに癒されました。
スーパーホテル南彦根駅前にチェックイン!
部屋に入るとこんなメッセージ!
なんか嬉しいな!
あざーっす!#スーパーホテル#南彦根駅 pic.twitter.com/pnjU0WE8hK— パッケージマーケッター 松浦 陽司 (@p_matsuura) 2017年9月5日
ちなみに、
「山田さん、手書きメッセージありがとうございます。出かけてきます」というと
「雨の中、お気をつけて」とわざわざロビーまで出てきてくれて挨拶してくれた。
ありがとうございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。