コストアップに負けない!価格転嫁サポートセミナー ~価格で売るな!価値を売れ!~
2024年11月6日(水)
徳島商工会議所さん主催
「コストアップに負けない!
価格転嫁サポートセミナー」が開催されました。
第一部は「価格交渉のノウハウについて」
株式会社 ゼロプラス 大場正樹氏のセミナー。
ボクの担当は第二部
「価格で売るな!価値で売れ!」
で、登壇!
大場氏も言われていましたが
「価格転嫁できない」
というのは、単なる思い込みに過ぎない。
仕入れ価格も上がってる。
人件費も上がってる。
電気代も上がってる。
なのに価格転嫁できないのは死活問題です。
ボクのパートでは
「センターピンさえ握っていれば
価格転嫁はできる」
という話をさせていただきました。
センターピンとは
ボーリングで言うと、1番ピン!
センターピンに当てないと
ストライクはとれないというところです。
例えば、飲食業の
ラーメン屋さんだとしましょうか?
提供する価値はいろいろとあると思うんです。
美味しい
安い
早い
接客
衛生的
メニュー数
ボリューム
駐車場
映え感
居心地
などなど
このいろいろとある
提供価値の中、
センターピンはなんでしょうか?
ずばり
「美味しい」じゃないですかね。
ラーメンが美味しかったら
多少高くても。
少しくらい接客が悪くても。
行きますよね!
そのラーメン屋さんが
「原価高騰に付き、値上げします」
となっても
「まあ、仕方ないなぁ」くらいですよね。
お客様にどんな価値を届けるか?
その価値がセンターピンを捉えているか?
ということが
非常に大切です。
セミナー参加者から
こんなアンケートをいただきました。
本日は参加させていただき有難うございました。
「価格競争をしない」
この部分はどの業種も悩みの部分であるけども、
パッケージやマーケティングで強みに変えれること、
情緒的価値を作ること、
独自性を見つけることが大事と教えていただきました。
自社でどうしていくのかを考えていきたいと思います。
Sさん
徳島の企業で県外に
多数の顧客を抱えて
ご活躍されている姿を見て感心しました。
販売数、売上が伸びればやりがいにもつながり
色々な相乗効果がありそうです。
パケマツさんのパッケージが横並びになった時に
どちらが売れるのか気になりました。
買い物の時にパッケージを意識して見てみます。
ご講演ありがとうございました。
Tさん
素敵なお言葉、ありがとうございます。
ちなみに、この日のセミナー!
せっかく、学びの意欲が高い人が集まっているので
徳島商工会議所さんにお願いして
フリー参加の「座談会」を開催しました。
初めてやってみたのですが
人脈がつながっていいですねー。
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。