【ご存知ですか?パッケージデザイナーには3つのタイプが居るって?それぞれの依頼時の注意点を書いてみました。】
【ご存知ですか?パッケージデザイナーには3つのタイプが居るって?それぞれの依頼時の注意点を書いてみました。】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ご存知ですか?
パッケージデザイナーには3つのタイプが居ます。
パッケージデザイナーにデザイン依頼して、その後、こんなことはありませんか?
「全然、言ったのと違うじゃないか!誰がこんなんにしろって言った?!」
・・・はい。
そのデザイナーはタイプ1「芸術タイプ」かも知れません。
あるいはこんなこともないでしょうか?
「こっちの言ったとおりで、全然、提案がない」
・・・はい。
そのデザイナーはタイプ2「忠実タイプ」ですね。
タイプ3はその中間の「バランサータイプ」です。
タイプ1「芸術タイプ」の強みは「非常に創造性に優れている」こと!
その商品を輝かせるために、クライアントの要望を遥かに超えるような提案もしばしば。
弱みは「自己主張が激しすぎる」こと。
自分の世界があるので、クライアントの言ったとおりにしません(笑)
「言ったのと違うじゃないか?」という反応がでるのも致し方ないことなんです。
革新的なことをしたい時は、タイプ1「芸術タイプ」を選ぶと、
本当にクライアントの予想を遥かに超える新提案がある場合があります。
逆に大コケする場合もあります(笑)
タイプ2「忠実タイプ」の強みは「クライアントの要望を形にする」こと!
なんとかクライアントの要望・意向をよく聞いてくれるので、任せていて安心です。
弱みは「それ以上がない」こと。
この忠実タイプのデザイナーは自分をなくしていることもよくあり、お客さまから要望がないとデザインすらできない場合があります。
「全然、提案がない」という反応がでるのも致し方ないことなんです。
クライアントのイメージが完全に出来上がっている場合、タイプ2「忠実タイプ」を選ぶと、
本当にクライアントのイメージ通りのデザインをしてくれます。
時間も短縮されますね。
タイプ3「バランサー」は、顧客の要望によって、どっちにでもなれるタイプです。
「今回は芸術タイプがいいな」とか、
「このクライアントは忠実タイプがいいな」とか、
バランスを取れるデザイナーですね。
あなたが革新的な自分の想像を超えるような提案が欲しいのか?
あるいはイメージが完全にあるので忠実に再現して欲しいのか?
もしくはその中間、「ちょっとイメージを変えたいな」と思っているのか?
こんな観点で考えてから、デザイナーに依頼するといいですね?
では、パッケージ松浦はどうでしょう?
村のおっさん桑原豆腐店の場合
「パッケージの上に貼る丸いシール」というご依頼に、王冠パッケージを仕上げちゃいました(笑)
seedさんの紙袋の場合
「キャラクターをここに、文字はここに」という明確がイメージがありましたので、再現させていただきました。
時と場合、クライアントによって使い分けてます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。