【売り場で埋もれずよく目立ち、商品価値を高めながら、従来とは違う顧客を獲得するパッケージマーケティング】
【売り場で埋もれずよく目立ち、商品価値を高めながら、従来とは違う顧客を獲得するパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今日の話は
売り場で埋もれずよく目立ち、商品価値を高めながら、
従来とは違う顧客を獲得するパッケージマーケティングについてお話させて頂きます!
例えばですが「だし昆布」を販売するとします。
しかも、ドラッグストアで!
ドラッグストアに来る人は若い主婦層が多いですね。
誰に・・・若い主婦
何処で・・・ドラッグストア
この条件が決まっています。
そこに「だし昆布」を売るのですから、普通に考えたら売れません!
だって、若い主婦は「だし」はとりません!
手軽に便利のさっとできる顆粒だしがいいわけですから。
では、どうやったら選んでもらえるのか?
何を・・・だし昆布
これは決まっているのですから、パッケージで若い主婦に「買う理由」を伝えないといけません!
買う理由として
「ひと手間ちょい足しごちそうメニュー」を伝えることにしました。
顆粒の手抜きではないんだ!
ひと手間かけることによって、ごちそう体験ができるんだと伝えます。
「今日の私は「三ツ星シェフ」よ!」
この手間をかけることで、
主婦は三ツ星シェフになれることを想像してもらいたい!
「ひと手間入れるだけで食事がぐっと楽しくなります!」
(製造部の八木がおススメします)
同じく、ひと手間で食事をしている八木さんからのおススメコメントが入ることで信憑性が高まりますね。
・・・ということで出来上がったパッケージがこちら!
日高食品工業さま「今日は昆布」
http://www.hidaka-foods.co.jp/index.html
実際にはドラッグストアコスモスで販売しております!
予想通り、若い主婦にウケているようで、
10ヶ月で2万袋ほどが売れるヒット商品になっております!
さあ、そろそろ寒い鍋の季節になってきました!
「今夜は鍋にしようかしら?」と思ったアナタは、
コスモスで「今日は昆布」を探してみてくださいね!
日高食品工業さま「今日は昆布」
http://www.hidaka-foods.co.jp/index.html
兵庫県姫路市花田町勅旨30番地の1
Tel. 079(251)1152 Fax.079(251)1153
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。