【パッケージが変わると、奥様の子育てが楽になる!旦那様の育児参加が積極的になる!明治らくらくキューブのパッケージマーケティング】
【パッケージが変わると、奥様の子育てが楽になる!旦那様の育児参加が積極的になる!明治らくらくキューブのパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
そして、育児には結構積極的に参加している
・・・と私は思っている!
・・・妻は思っているかどうかは分からない松浦陽司です(笑)
いやー。
娘の凛が小さかったころ「粉ミルク」をつくって飲ませるのが大変だった記憶があります。
「あ!凛が泣き出した!
お腹が空いているのかな??
よしよし、今からミルクをつくるからね、待っててね!
計量カップで、えーと、2杯を哺乳瓶に入れて、、、
あぁ~、凛が更に激しく泣き出した!
ごめんね、お父さん急いでいるから!
ガサっ!
ああ~!
慌てて粉がこぼれた!
ひえ~、そこら中が粉だらけ!
しかも、ミルクは入れ直し!
ますます機嫌が悪くなる凛、、、
あれ~!余計に慌てる~!!(泣)」
まあ、こんなことがしょっちゅうでしたね(笑)
これが家の中でならまだいいのですが、
出かけている時に起こるとますます大変(苦笑)
「お湯はどこー?!?!
あぁ、やっとお湯があった!
さあ、哺乳瓶に入れよう。
ガサっ、・・・あぁ~こぼした~(泣)」
いやいや。
時代はもっと便利にならないといけません。
パッケージ容量を変えて、なんだったら製品自体も変えて。
そこで生まれたのが「明治らくらくキューブ」です。
ミルクの粉を固めてキューブ状に。
これで粉が溢れる心配がなくなりました。
パッケージも1キューブごと取り出しやすい設計!
1キューブ=40mlのお湯を入れるだけで分かりやすい!
だから、冒頭のプチドラマのようなことも起こらず、早くミルクを入れれます。
明治さんがこの商品開発で伝えているのは
1)ママの毎日をもっとらくらくに!
2)パパの育児参加をもっと積極的に!
3)子育てライフをもっとアクティブに!
・・・ということなんですね!
確かに、夜中にお母さんが起こされてもらくらくミルク!
簡単なのでお父さんも育児参加しやすい!
さらに、お出かけもしやすくなる!
うーん!
こんな風に製品とパッケージも改良しているのですが、
ちゃんと「体験」を売る視点が面白いですね~!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。