【パッケージデザイナーを選ぶときの注意点!デザイナーには3つのタイプが居ますのでご注意を!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨日は「デザイナーに頼んだデザインが気に入らなかったときって、どうしたらいいんですか?」
という記事を書きました。
( https://www.p-matsuura.co.jp/?p=11961 )
今日はその続きで、パッケージデザイナーを選ぶとき、
・・・というか、なんかしらのデザイナーを選ぶときの注意点を書いてみます。
デザイナーには3つのタイプが居ます。
1)芸術タイプ
2)忠実タイプ
3)バランスタイプ
頼んでいたデザインが出来上がってきて、こんなことはないですか?
「ぜ、ぜ、全然言ったのと違う!」
この人は1)芸術タイプです。
クライアントの要望と全く違う提案をすることがあります。
だから、クライアントの予想を超えていい提案をして、
「でも、めっちゃいいやん!」となる場合もあります。
でも、クライアントの要望を外れ
「誰がこんなんにしろって言った!?」となる場合もあります。
2)忠実タイプの場合は、こういったことは起こりません。
お客さんの言ったとおりにやります。
「言ったとおりにしてくれたね」となります。
でも、クライアントに言って、この後に続く言葉は変わります。
「言ったとおりなので満足」という方。
あるいは
「言ったとおりしかやらんな、デザイナーに頼む必要ないやん」という方。
そうなんです。
もし、「今以上の発想は自分や自社では無理、だからデザイナーに頼もう」と思っている人の場合、
残念ながら期待に答えられないんです。
その間を取れる人が
3)バランスタイプですね。
実際には極端な1)芸術タイプや、2)忠実タイプはあまりいません。
3)バランスタイプで、どっちかによっている人。
あるいは、クライアントによって使い分ける人が多いです。
このようにデザイナーには3つのタイプがあります。
だから、クライアントも注意しないといけません!
1)自分(自社)の想像を超えるデザインが欲しい!
そんな方は「芸術タイプ」
2)自分(自社)の意見はしっかりあるので、忠実にデザインにして欲しい!
そんな方は「忠実タイプ」
このように時と場合、自分の思いがどっちなのか、考える必要もありますね。
あるいはデザイン依頼時に、
「今回はこちらの予想を超えて欲しいので、好きにやっていいよ」とか、
「今回はしっかりと考えがあるので、言ったとおりにして欲しい」とか、
伝えてもいいですね。
ほとんどの場合は、バランスを取って考えてくれるはずです。
さて、パッケージ松浦の社員には「言うこと聞かないデザイナー・桑原基輔」がおります。
(ブログはこちら http://ameblo.jp/kuwatti-g/ )
さて、彼はどっちのタイプでしょうね。
彼の場合は、ひょっとしたら新種かもしれませんよ(笑)!
この記事に張り付いている画像は全て桑原基輔のデザイン!
よかったら、パッケージ松浦の採用事例から、桑原基輔デザインの作品も見てくださいね!
https://www.p-matsuura.co.jp/result
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。