【パッケージの限界?!極小ロットの場合、まずやるべきはPOP】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨夜は家に帰るのが遅く雛祭りができませんでした。
今日は早く帰って、雛祭りリベンジをしたいと思っている松浦陽司です。
さて、パッケージマーケッターが、ぶっちゃけてしまうのもなんなんですが、
「パッケージの限界」について今日は書かせていただきます。
「パッケージにも限界がある」んです。
過去に何度か、こんなことがありました。
「現状を打破するパッケージを開発してください!でも、必要な数は100個です」
例えばイベント限定で、一日40食だけとか。
期間限定で1日30個×7日=210個だけとか。
という極小ロットのパターンです。
この時は、パッケージをオリジナルで作れないもので、
残念ながらパッケージマーケティングがお役に立てません。
そんな時、私たちがまずお伝えするのが「POP」です。
パッケージだと別注で
シールやケースでも、やっぱり1000枚以上はいります。
袋なら1万枚以上いります。
ところがPOPなら1枚でもOKですから。
「無理やり1000枚くらいで別注パッケージを作って、売れ残ったら捨ててね」
そう言うのもアリかも知れません。
だって、お客さんが「作ってくれ」と言っているのですから。
でも、それは「お客さんのためにならない」と思うんです。
だから敢えて「NO」ということがあります。
ちなみに、「POPなんて書いたことないよ~」という方がいらっしゃったら、
こちらの本がオススメです。
売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方
すごはん 増澤美紗緒著
(通称 まっすー)
ちなみに、この記事に使われているPOP画像は、
今年1月に徳島で開催された
まっすーセミナーで、3時間くらいで初受講生が書いたものばかり!
こんなPOPが店頭に並んでいたら、楽しいですよね!
これは、まっすーと私のコラボセミナーの画像です。
みんな楽しそうでしょう!
「パッケージを作りたいけど、まだその段階ではない」という方は、
まずは「POP」を書く事をオススメしますよ~。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。