【パッケージを変え、世界を変える! パッケージが変わると商品自体の意味合いが全く変わってしまうというブラジルのペプシパッケージ】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
パッケージを変えることで
商品自体に「新しい意味」を持たせることがありますよね。
例えば、パッケージを変えることで
「健康的じゃない」商品が「健康的」に変わったりもするんです。
さてさて、普通、ペプシコーラと言えば、まあ、どっちかというと「嗜好品」ですよね。
ダイエットバージョンのペプシになると、ちょっとそれが弱まりはしますが、
やっぱり「嗜好品」の域をでない。
でも、こんな風にすると、一気に「健康品」!
・・・いやいや、「健康器具」に変わります!
引っ張りましたが、いよいよ見せます!
これは実際にブラジルでペプシコーラが「ペプシライト」で発売したパッケージです!
出たー!
ダンベルパッケージ!
意味がわかりやすい!
ちなみに、ボトル容量が2リットルなので、2キロのダンベルということになります。
ね!
意味合いが「ペプシ」じゃなくって、「健康器具」に変わりましたね!
・・・え?!
「いや、変わってないよ」ってツッコミも聞こえてきそうですが話を続けます(笑)
これはフィットネスやジムやプールで販売されたようです。
本物のダンベルと同じよーに陳列して、よりダンベルらしさを高めます!
それにしても、このダンベルパッケージで体を鍛えて、すぐにペプシを飲むと、
「ブシュゥゥー!」と中身のペプシが飛び出してくること請け合いですね(笑)
パッケージの変化で、意味合いが変わるというお話でした!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。