【パッケージ版「悪魔の辞書」で、「贈答品」と「パッケージ」を解説してみました!】
「愛国心(patriotism)・・・自分の名声を明るく輝かしいものにしたいと野心を持つ者が、たいまつを近づけると、すぐに燃え出す可燃性のもの。」
これは「悪魔の辞典」という辞典に書かれている用語解説の一例。
他にも
「会社(corporation)・・・個々の人々が、責任を伴わないで、それぞれ自己の利益をあげ得るように工夫された巧みな仕掛け。」
など、皮肉に富んだ解説がずらり!
よく、こんな辞書が発行できたものだ(笑)
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
なるべく、心安からにいきたいと思ってます(笑)
さて、本日は日曜日なので、ふと思いついた
「パッケージ版 悪魔の辞典」を2つほど紹介したいと思います。。。
今日はお遊びですよ(笑)
【贈答品】
<本来意味>
中元や歳暮などの年中行事や、結婚や出産などの特別な祝い事などに際して贈られる品物を意味する語。
ギフト、プレゼント、贈り物などと、ほぼ同じ意味で用いられることもある。
<パッケージ版 悪魔の辞書>
貢物の一種。
なるべく渡したくはないが、義理や身分の上下によって渡さざるを得ない場合が多い。
時に、中身よりもパッケージの見た目が重要視される場合が多々ある。
<用例>
・・え?今日、持っていかなくっちゃいけない田中社長への贈答品を買い忘れただって?!
仕方ない。台所にある裸のりんごを、桐箱のパッケージに詰め替えて持っていこう!
【パッケージ】
<本来意味>
1)包装すること。また,商品包装用の箱。 「きれいに-された商品」
2)商品としてひとまとまりにセットしたもの。
3)コンピューターで,特定の業務用にあらかじめ作成されたプログラム群。
<パッケージ版 悪魔の辞書>
1)包装することで中身の価値を変えるもの。
「同じりんごでも、スーパーなら裸、道の駅なら袋入り、百貨店なら化粧箱のパッケージだな」
2)他の商品と同梱することで、価格を分からなくするもの。
「安い商品を適当に同じパッケージに入れて、ちょっと割高で売るか!」
3)コンピューターなどのシステム屋さんがやたらと使う用語で、後々、お金が掛かることが多い。
「こちらのパッケージシステムがお得ですよ!」と言いながら、
後で気が付くと多額の年間保守料が発生する場合が多々ある。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。