【「大きなやかんで毎日たっぷりと沸かして飲んで欲しい」で作られた「かんちゃばっちゃんの幻の茶 かんちゃ」】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
日本のお茶って好きですか?
私はもっぱらペットボトル派になってしまいましたが、
時々、わかしたお茶を飲むと「ふぅ~、日本っていいなぁ~」という気持ちになります。
さて、徳島には実は
「寒茶」と呼ばれる寒の時期に摘む珍しいお茶があります!
生産しているのは平均年齢が70歳を遥かに超えたおばあちゃん(ばっちゃん)達です!
ばっちゃん達もわからないほど昔から作っている自生茶だそうで、作られているのは相当な秘境!
寒茶の生まれる宍喰(ししくい)地区の山間部は
四国の右下、徳島県と高知県の県境にあるがけっぷち海岸から
約15キロほど山中に入った携帯も通じない秘境の集落です。
なぜに寒に摘むのかというと、
正月がすぎてから三月初め頃まで
寒の風で茶木の水分が少なくなり、ちょっとごっつい厚いめの葉は栄養をたっぷりと詰め込み
旨みと甘みを増すからです。
しかも、一枚一枚手で摘みます。
「大きなやかんで毎日たっぷりと沸かして飲んで欲しい」
そんな思いから、こんなパッケージになりました。
かんちゃばっちゃんの幻の茶 かんちゃ
だるまやかんをイメージしたイラストを真中に置き、
半透明の袋で茶葉が優しく見えるようにさせていただきました!
どっても優しい味わいがパッケージからイメージできるでしょう?
こちらの商品は「かいふ農業協同組合」さんが販売されているのですが、
なかなか手に入りません。
見つけたら、見っけものです!
私も日和佐道の駅でたまたま手に入れることができました(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。