【賛否両論?!でもそのお陰で好評なギノーみそさんの味噌煮込みうどんパッケージ】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
いやー。
2日前にギノーみそさんに行ったのですが
担当の廣川さんから
「味噌煮込みうどんのパッケージは評判いいんですよ~」と言っていただき嬉しいです。
このパッケージのお陰で取引開始される店舗もあるでそうです。
ただ、この後の言葉が続きました。
「賛否両論はあるんですけどね。
怒り出す人もいるんですよ。
特に名古屋の方。。。
まあ、でもそのくらいインパクトがあるってことですよね(笑)」
あはは。
実は「怒る人がでるだろうな」ということは想定通り。
だって、こんなパッケージだから(笑)
「愛媛の真面目な田中さんが一念発起し15年3ヶ月の歳月をかけて作った味噌煮込みうどん」
http://www.koumizeimi.com/SHOP/Y-3.html
笑いますねー。
なんでこんなタイトルなんでしょうね(笑)
これは本当に実話。
ギノーみその田中社長が本当に名古屋で味噌煮込みうどんを食べた時に失礼な体験があり
怒って「もっと旨い味噌煮込みうどんを作ってやる」と
本当のストーリーを添えたネーミングなんです。
具体的にはこんな感じ。
☆☆☆
愛媛の田中さんが
名古屋で味噌煮込みうどんを食べたとき、
麺があまりにも固かったので、
「もう少し煮込んでください。」と伝えると
「おみゃーには食べささん」と一蹴・・・
本気で腹が立ったので、一念発起し、
苦節15年と3ヶ月かけ
ようやく思った味が完成しました。
あの時の気持ちが無ければ無かった味です。
今こそ名古屋に伝えます。
「ありがとう」を・・・
☆☆☆
このストーリーはパッケージに記載されております。
そりゃ、名古屋の人は怒るかも知れません。
でも、もっと名古屋の人を怒らせる仕掛けがパッケージの側面にあるんですよ。
それがこちら!
「名古屋」の味噌煮込みうどんが苦手な方へ
笑うー。
そして、パッケージ上にはこんなことも書いてます!
名古屋“県”の方、ごめんなさい!
うわー。
喧嘩売ってる~(笑)
でも、このくらいフックがあった方が面白いんですよね。
お陰で怒る人がいる反面、楽しんでくれてご採用くださる方も多いみたいです!
ギノーみそさんが始めっからこのことを理解してくれていたのでよかったです。
普通なら「クレームが怖いから」ってなりそうなもんなんですけどね(笑)。
ギノーみそさん、ありがとうございます。
義農味噌株式会社(ギノーみそ)
http://www.gino-miso.co.jp/
〒791-3195
愛媛県伊予郡松前町永田345-1
TEL 089-984-2135
FAX 089-984-7300
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。