【夏に涼しいパッケージ 井田萬力屋「泰明」のパッケージは金魚が泳ぐ?!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨夜は松浦の実家に泊まっておりました。
その時に「そういえば、じいちゃんの誕生日にこの焼酎を送ったな」というパッケージを発見!
その商品を紹介させていただきますね。
井田萬力屋 泰明
一見、「なんだこりゃ」というパッケージ。
水色のラベルが貼ってあるだけ。
殺風景で面白くないなぁ。。。
・・・と思ったら大間違い!
注目はラベルの裏面です!
おおぉ~。
金魚が泳いでいる!
これはラベルの裏面に印刷するという技です。
裏面に注目して欲しいから、わざと表はシンプルにしているんですね。
実際に焼酎をゆらゆらさせて見ると、
金魚が泳いでいるように見えたりします。
この焼酎「泰明」をプレゼントするときに私は言いました。
「おじいちゃん、これはおじいちゃんの好きな麦焼酎を、
知り合いの酒屋さんの焼酎に詳しい人に選んでもらったんだよ。
しかも見て、このラベル!
裏面に金魚の印刷がしてあって、、、、
ほら!泳いでいるみたいでしょう!?」
そうそう。
こんなふうにパッケージに凝ると、
プレゼントするときに一言添えることができるんですよね。
単に「じいちゃんの好きな焼酎」と渡すよりも、
とっても楽しく渡せますね~。
夏に涼しくなりそうなパッケージの紹介でした!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。