【誰に、何を、どのように、このマーケティングの基本でパッケージを変えてみると?】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
昨夜は盛和塾<徳島>で道頓堀ホテルの橋本明元さんの講演でした!
明元さんは言われます。
「誰に、何を、どのように、を考えるのが非常に重要である」と。
1 誰に
2 何を
3 どのように
この3つはマーケティングの基本で、パッケージ松浦で商品開発するときもよく考えます。
例えば、ギノーみそさんの「インスタントみそ汁」!
普通に売ればこんな感じ
1 誰に・・・主婦に
2 何を・・・インスタントみそ汁を
3 どのように・・・低価格で販売
これを思い切って、こんな感じでずらして考えたらどうでしょう?
1 誰に・・・観光客に
2 何を・・・旅の思い出を
3 どのように・・・お土産物屋さんで
それで生まれ変わったのが「郵送パッケージ」でした!
うん、パッケージの表面には「旅の思い出」を感じるように、
松山城、道後温泉、しまなみ街道の画像を使用!
そしてなによりパッケージの裏面!
ハガキにしてしまって、本当に旅の思いをその場で書き込んで送れるようにしちゃいました!
そして「ハガキ」になりました!
実際に140円切手を貼れば送れます。
届いた人もびっくりしてSNSでアップしちゃいます(笑)
これで
1 誰に
2 何を
3 どのように
この3つとも違う商品が生まれました!
ちなみに、
3つとも同じ・・・同質化(価格競争)
1~2つ違う・・・差別化
3つとも違う・・・独自化
と言われてますね!
ギノーみそさんの郵送パッケージで松山の思い出を送ってみませんか?
社名 義農味噌株式会社(ギノーみそ)
http://www.gino-miso.co.jp/
〒791-3195
愛媛県伊予郡松前町永田345-1
TEL 089-984-2135
FAX 089-984-7300
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。