【徳島の夜の街が活性化?!それとも家庭崩壊(笑)?!「モノ」をちょっと変えるだけで無限に顧客が増えるパッケージマーケティングとは?!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
先日、エーテックの青木社長御夫婦と、
小林ゴールドエッグの小林社長と、
一緒に「に志もと」さんに食事に行きました!
美味しい料理を頂いつつ
(まるで料理の写真がありませんが(笑))
理念やマーケティングの話などしていました。
そこで、に志もとの西本美和さんからこんなお話を聞きました。
「うちにはケーキ風海鮮寿司があるっ!」
思わず、私もお持ち帰りで頼んじゃったそのお寿司がこちら!
うわー!
綺麗ですねー。
寿司を丸くケーキ風にしちゃう!
そして海鮮をデコレーションみたいに見せる!
技術ですねー。
実はこの商品、こんな人たちに売れているそうです。
パターン1
※お父さんがケーキを喜ばない家庭
例えば、お父さんの誕生日などに、
お母さんや子供はケーキでお祝いしたいっ!
でも、お父さんが甘いの嫌いで「えー、ケーキか。。。」になって
喜んでもらえない。
そんなときにこのケーキ風の海鮮寿司!
お父さんが見た瞬間に「えーー!なに、コレーーー?」と喜ぶそうです。
そして、パターン2も教えてくれました!
※スナックやラウンジのお姉さんに手土産として、オヤジたちが購入。
ケーキの差し入れやプレゼントは慣れてしまっているお姉さん達。
こんな、ケーキ風海鮮寿司が届くと
「うわー!なにこれ?!すごいですねー!」
と、お姉さまたちが感激してくえるそうです!
お寿司という「商品」は形を変えて「ケーキ風」にしただけ。
それによって、こんな2パターンの新しい顧客が生まれたんですね!
「寿司」というモノを買っているんじゃなく、
お父さんが喜ぶ、お姉さんが喜ぶという「体験」を買っているのですね!
あ!
ちなみに、パッケージもやっぱりケーキを入れるパッケージに入ってます。
寿司容器パッケージから出てきたら雰囲気台無しですからねー(笑)
それにしても、に志もとさんの
1)お母さん・お姉さんがお父さんのために購入する
2)お父さんがケーキ海鮮を知る
3)お父さんがラウンジのお姉さんのためにケーキ海鮮を買う
4)ラウンジのお姉さんが自分のお父さんにも買ってあげる。
5)そして1)に戻る
なんて、無限ループを狙って、
徳島の夜の街が活性化するかどうかは定かではありません(笑)
あ!
凛も喜んで食べてくれましたよーーー!
「面白いなー、私もお父さん(旦那さん)に!」
「これはいい!次にスナックに行くときに!」(笑)
そんな風に思った方は、こちらに問い合わせしてみてくださいねー。
に志もと
http://www.e-nishimoto.com/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。