【不自然さにも意図があった!SNSでシェアされやすい仕組みのパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
本日は海外のサイトで見つけたパッケージの紹介をさせていただきます。
とってもユニークで、SNSでシェアしたくなるしかけが込められていますよ!
CaffèCORTESIA
どうやら、男性の立派なヒゲをイメージしたブランド。
カップ、紙袋、マグカップ、などなど、統一された「ヒゲ」ロゴが印刷されてますね。
統一感があっていいですねー。
でも、思いません?
「このヒゲのロゴの位置、どれも高すぎない?!」
そーですよね。
普通、ロゴって「ど真ん中」とか、
控えめな場合は「右下」とか、
そんなポジションに印刷されていることが多い。
それがこのブランドの場合、「真ん中のめっちゃ上」に印刷されております。
単体で見ると、若干、不自然な気もします。
でも、これには実は意味があったんです。
なんだと思います?
・・・どうでしょう?
思いつきましたか?
・・・まあ、焦らしているんですけど、
焦らしていても仕方ないので(笑)
・・・さあ、
次の画像をご覧ください。
・・・いきますよ!
心の準備はよろしいですか?
・・・はいっ!
こんな感じで、紙袋のパッケージを口に当てたり、
カップを口に当てたりすると、
ヒゲが生えている男性のように見えるんです!
いやー。
こんな画像を撮影して、SNSにアップされることが容易に想像できますね!
SNS時代に、パッケージに、こんな仕掛けをするのって面白いですねー。
※
ミラノ工科大学、イタリアの卒業生の作品で架空のコーヒーブランドのパッケージデザインらしいです。
海外サイトから見つけたパッケージネタなので、翻訳を読んでもちょっとわからないところもあって
「・・・らしい」とさせてもらってます!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。