【まったく差別化できないアップルパイを、見事、差別化!・・・いや、独自化した竹内菓子舗さん!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
突然ですが、アナタは次のA、Bのどっちが美味しそうと思いますか?
A 田中のアップルパイ
B 鈴木のアップルパイ
・・・どっちでしょう?
・・・たぶん、どっちでもないですよね。
「アップルパイ」は同じなんですよ。
違いは「田中」か「鈴木」かなんですけど、
この時点では、どちらもブランドにはなってないですね。
だから、どっちがいいかわからない。
つまり、違いが分からない。
でも、こんなネーミングの付け方してません?
それだと冠やブランドだけの違いになりますよ!
例えば、さっきと似たような問題ですが、こんなA、Bアップルパイの二択!
どっちが美味しそうと思いますか?
A 北海道のアップルパイ
B 徳島のアップルパイ
・・・あはは。
すみません。
完敗です!
当然、北海道のアップルパイが美味しそうですよね。
分かります。
徳島は圧倒的な敗者です。
これは圧倒的に「地名」の差別化です。
北海道、沖縄、あるいは東京、京都などはとっても有利!
同じモノを作っても、それだけいいと思って貰えるのです。
知名度や、イメージってとっても大切。
「じゃあ、知名度もイメージもないところは泣くしかないの?」
いえいえ、そんなことはございません!
ちゃんと「ストーリー」を伝えたらいいんです!
絶対に伝わります。
例えばこれ!
この二択だったらどっちが美味しいと思います?
A 北海道のアップルパイ
B 五代目が六代目のためにつくったアップルパイ
・・・どうでしょう?
意見は分かれるところかも知れませんが、さっきの「北海道VS徳島」とはまったく違う二択になっているのは体感してくださっている通りです。
いや、むしろ、「五代目が六代目のためにつくったアップルパイ」の方が、私は美味しそうな気がします。
だって、心がこもってる!
そう!
このアップルパイを販売しているのは、エクスマの先輩である「竹内菓子舗」の竹内信仁さん!
さすがです!
五代目である信仁さんが、子供のためにつくった!
我が子のためにつくった!
そんなお菓子が体に悪いわけない!
美味しくないわけ無い!
語らずとも、雄弁に語ってくれるんです。
パッケージが、ネーミングが、ストーリーを伝えてくれているんです。
これが「独自の価値をお客様に伝える」という「独自化」の一歩目ですね!
うーん。
実はまだ竹内信仁さんにまだ実際にはあったことがない!
一度、お会いしたいなー!
福井県の方は羨ましい!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。