【うーん。捨てずに残したくなったり、思わずシェアしたくなるパッケージってどんなだろう?】<パッケージデザイン・制作のパッケージ松浦(四国徳島)>
おはようございます。
パッケージという人々の記憶に残るお仕事をさせていただいている松浦陽司です。
パッケージマーケッターという職業柄、いろいろなパッケージが気になります。
コンビニで。
スーパーで。
道の駅で。
お土産物屋さんではもちろん!
書籍で。
雑誌で。
ネットでも調べまくります。
今日はその中で「日本の美しい文化を伝えてるなー」と思う紙袋パッケージを紹介させて頂きます。
日本の美しい言葉 紙袋
うん、なんだかパッケージを見てるだけで、温かい気持ちにさせてくれますね。
お元気ですか?
おもしろい
お世話になります。
などのよく使う言葉から、
カワイイイ
もったいない
おもてなし
などのもはや世界の共通語になるような言葉まで散りばめられています。
あとにとっておきたいですね!
SNSでもシェアしたい衝動に駆られます。
あ、もうシェアしちゃった(笑)
さて、パッケージ松浦で手配したオコメールのデザインも紹介しちゃいます!
ご依頼を頂いたのはJAアグリあなん様!
お米メーカーは「くりや」様!
そして、お米の種類は「阿波美人」!
阿波踊りバージョン!
まずは定番の阿波踊り!
「阿波美人」のイメージに合う画像を選びました。
県外のお客さんなどに渡しやすいですね。
そしてもらったら「何、コレっ?!」とびっくりすることでしょう。
阿波コトバ
「阿南のコトバ」バージョン!
阿南の方言を紹介することで、阿南の印象を深めます。
今回は「い」で始まる方言ばかりを集めました。
いけん(行けない)
いけるん?(大丈夫?)
いてきいよ(行ってらっしゃい)
いんでくる(帰る)
いらんで?美味しいお米。(美味しいお米いりますか?)
ポイントは最後の「いらんで?」に繋げることです(笑)
楽しい誘導でしょう?!
柚子バージョン
オコメールのお米のボコボコと、柚子の皮表面を模したパッケージ。
これも楽しいですね!
他にも阿波美人がご挨拶しているバージョンもあります!
なんだかシェアしたくなりませんか?
パッケージを作るときに、「手元に残しておきたい」「シェアしたい」と思ってもらえる工夫って大切ですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。