【ご依頼の1/200のパッケージを開発しちゃう言うこと聞かないっぷりハンパない神武米パッケージ開発話】<パッケージデザイン・制作のパッケージ松浦(四国徳島)>
2017年4月27日(木)
奈良県の雅乃郷さんに神武米の今後の展開の件で訪問!
ことの始まりは、山本愛さんからの
「30kg用お米のパッケージを制作して欲しい」という依頼から始まったこのプロジェクト!
完成した神武米オコメールパッケージはこちら!
一合(150g)サイズ。
・・・ちっさーーーー!
サイズ、ちっさーーーー!
最初の30kgの依頼からサイズ1/200ダウンだよ(笑)
「依頼と全然、違うやないなーーーー」
って、吉川さんと殴り合いの喧嘩もしたなー(笑)
なんで1/200のパッケージを開発したか?
それは「神武米」がまるで認知されてないからです。
・・・というか、初めて発売する商品なんで当たり前ですね。
「神武米、美味しいから30kg買って」
・・・これには無理があるかなーーー。
そう思って、
「まずは知ってもらって、試してもらう商品開発をしませんか?」
と持ちかけたんです。
「1/200の商品開発しませんか?」
普通、こんな話したら怒りますよね。
でも、山本愛さん初め、神武米プロジェクトメンバーは乗ってきてくれたんです。
有り難いっす!
懐の広さに感謝です!
・・・というか、言うこと聞かないっぷりがハンパないですね。
「言うこと聞かないデザイナー桑原基輔」の影響です(笑)
まず、買いやすい一合(150g)オコメールを手に取ってもらう。
地元の飛鳥地方の人はエコヒイキします。
次の5kg、10kg単位の購入の時は、
「あなたの笑顔がみたいから」
直接配送させて頂きます!
さらに、圏外の人でも運賃別途で購入できます。
こんな流れを作りたいんですよね。
神武米を
1)知ってもらう(オコメール)
2)試してもらう(オコメール)
3)地元・飛鳥地方の人が愛してくれ購入(運賃込み5kg、10kg)
4)県外の人も愛してくれる(運賃別5kg、10kg)
こんな感じで展開してくれたいいなーーーーと思ってます。
ちなみに、昨日は打ち合わせを終えたら、宿泊の橿原オークホテルへ移動でした。
・・・と思ったら、山本愛さんが
「え?橿原オークホテル?!私の先輩の林田さんが経営してるホテル!今から神武米オコメールを納品するところ」
それじゃとばかりに、一枚、即興でPOPを書いてみました。
うまく書けたかな?
ちなみに、書いた内容はこんな感じ。
オークホテルが神武米をおススメする3つの理由
一、ご奉納済でご利益あり!
二、薄いのでカバンの中でもかさばらない
三、なにより、、、、、旨いっ!
誰か買ってくれるかな?
ドキドキ。
おお!
もうホテルカウンターの上で売られている!
なんて素早い行動!
林田さん、ありがとうございます。
雅乃郷の思いを乗せた神武米!
お土産として使われますように!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。