【フェラーリのブランドは何故、強いのか?そして、村のおっさんと中央食品が生み出した「こいまろ。BROTHER」とは?】
「赤いスポーツカー」って言われて、まっさきに何を思い浮かべますか?
多くの方は「フェラーリ」というのではないでしょうか?
・・・たまに、緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェという方もいらっしゃいますが(笑)
フェラーリって、すっごいブランド化されている車ですよね!
なんであんなにブランド化されているんでしょう?
もちろん、かっこいい、速い、高級などの理由もあります。
・・・が、強い理由に「希少性」があります。
ようするに「手に入りにくい」のです。
フェラーリっていくらでも「買いたい」っていう人がいるのに、
年間の生産台数を7000台とか、9000台とかに絞り込んでいるんですね。
それ以上は作らない。
だから、手に入りにくい。
・・・じゃ、フェラーリの収益の源泉はどこにあるのかって話にもなる。
いくら高い値段で売っても、車本体は7000台しか作らないから儲からないんじゃ???
そう、実はフェラーリの収益の厳選は「版権ビジネス」です。
フェラーリがブランド化されているので、
フェラーリの傘、マグカップ、シューズ、Tシャツ、トレーナー、キーホルダーなどがめっちゃ売れていく。
もちろん、買う人はフェラーリに憧れている人!
「車は高級すぎて無理だけど、、、マグカップなら」
実はブランドが強くなると、こう言った現象が起こります。
車本体、いわばブランド商品が、
その他のグッズの価格も売上個数も引き上げて、売れていくのです。
(フェラーリのキーホルダーって基本、2000円台です。高いよね。それでも売れる)
さて、徳島には誇りとなるトップブランドの充填豆腐があります!
2015年&2017年
ニッポン豆腐屋サミット「日本一旨い豆腐を決める品評会」
充填豆腐部門で日本一の金賞に輝いた村のおっさん桑原豆腐店の「充填こいまろ。」!
燦然と輝く王冠シール!
(もうすぐ2017年バージョンに変わります)
もちろん、この商品が一日に何千丁も作れるのなら何も問題ない。
ただ、村のおっさんが一人で作っているためにどうしても一日200とか300とか。
めっちゃ希少性が高い!!
「これ以上増やすつもりはない」と、村のおっさんも言っております。
一時、ボクの知り合いからも
「こいまろ。買いたいんだけど、手に入らない。
松浦さんルートで手に入らないのか?」と何通も連絡が来たほど!
そこで村のおっさんは中央食品さんとのコラボを考えた!
「村のおっさん監修×中央食品さん製造」として、
「こいまろ。BROTHER」をこの世に生み出したのです!
「充填こいまろ。BROTHER」
味は村のおっさん監修なので間違いなし。
豆度は本家こいまろが16度、こちらのBROTHERが14度とちょっと低くはありますが旨いっすよ!
パッケージは2つに切り離せる2パックタイプになって更に便利になりました。
これは中央食品さんで製造しているので、
一日にもっと大量に作れるようになり、手に入りやすくなりました!
こんな風に自社製品にブランド商品、収益商品など、
関係性をつけてラインナップを組むと、強大な相乗効果を生み出しますねーーー。
※「充填こいまろ。BROTHER」は
村のおっさん監修!
http://muranoossan.com/
中央食品さん製造!
http://chuoh-shokuhin.jp/
2社のコラボ商品です!
<お問い合わせ先>
中央食品株式会社
〒761-8055
香川県高松市紙町492-1
TEL.087-866-8779
FAX.087-866-8799
担当 古市健人さん
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。