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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【「営業マンを雇おうかな?」と思ったら雇う前にすることとは?】
2018年04月5日

【「営業マンを雇おうかな?」と思ったら雇う前にすることとは?】

おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

よくお客さんの会社で「営業マンを雇おうかな?」とぼやく人がいます。
商品の営業力強化を狙っているとは思うのですが、ぜひ「雇う前にすること」を考えて頂きたいなと。
それは「パッケージリニューアル」です。

アメリカのマーケティング用語に
「パッケージはモノ言わぬセールスマン」という言葉があります。
そう、パッケージが店頭で、あなたの会社の営業マンに代わって営業してくれるんですよ!

営業マンを雇うとどうでしょう。
固定費として年間の人件費などが増大します。
もちろん翌年も、その翌年も必要です。

そして、その固定費を賄うほどの売上アップの保証はもちろんありません。
固定費を大幅に上回る売上アップをしてくれたらいいですね!
しかし、その営業は「属人営業」と言われるモノで、会社の儲ける仕組みにはなりにくいんですね。

ところが、パッケージリニューアルだとどうか?
もちろん、イニシャルコスト(初期投資費用)のデザイン代、版代などは必要です。
でも元々、パッケージ代は使っているので、年間固定費がそれほど増大するわけではありません。
もちろん、イニシャルコストは翌年にはかかりません。

売上が確実に上がるのか??
それは営業マンの時と同じく、保証できるモノではありません。
しかし、パッケージは会社の資産となって残ります。
会社に売上アップの仕組みになるんですね。

市岡製菓さんの「かりんとう」も以前はこんなパッケージでした。


以前のパッケージ

それがこんなパッケージになりました。


新パッケージ
徳島の職人が作った そば粉かりんとう

ストーリーも伝わるようになり、シズル感も増して、以前より売れるようになりました!


さらに5個入り箱も作って、まとめ買い需要も生み出しました。

「営業マンを雇おうかな?」と思ったら雇う前にパッケージリニューアルを考えてもいいですよねというお話でした。
もちろん営業採用ってとっても大事なことですので、ちゃんと計画的にご採用宜しくお願いしますね!

そば粉かりんとうの詳しい話はこちらです。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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