【日本酒を飲んで暴れよう(笑)】~業績V字回復のコトを伝える日本酒パッケージ~
ちょっと前ですけど、2018年4月4日は大阪へ!
宮脇美樹ちゃんによる自社の販促物を考えるセミナー「コトマーケティング協会」の研修に参加!
美樹ちゃん、、、あ、いやいや、美樹講師に、今日はしっかりと学ばせて頂きました!!
POPの一枚一枚の積み重ねが、チラシにもなるし、HPにもなるってことで、実際にも書き書き。
パッケージのキャッチコピーを考えるのにも役に立つ!
モノあまり時代にいかに価値を伝えるか?
情報過多の時代で如何に選んでもらえるか?
そういった「価値を伝える(=マーケティング)」と学びます。
ところで、「情報過多」ってよく言いますけど、どのくらいなんでしょうか?
インターネット、SNS、個人の情報発信なども含めると、目に見えない情報が
えーっと、
100倍?
200倍?
いえいえ、なんと637倍だそうです。
「1995年から2006年の11年間で情報量は637倍に増えた」と言われているんですって。
※それから12年経ってるから、もっともっと増えてるよね。
一節には5000倍とも10000枚とも言われているらしい。
イメージ的には
1995年には新聞を買っても、チラシ1枚しか入ってない。
どんなことを書いてようが見てくれるし、反応もいいわけです。
ところが!
2006年には新聞に637枚のチラシが折り込まれているようなもの!
そもそも見つけにくいし、読んでもらえない。
よっぽど工夫をしないと、価値を伝えるなんて無理なんです。
だから、モノを売ってちゃダメ!
そのモノを通じて、どんなコトが得られるのか??
例えば、日本酒。
酒造メーカー各社に「おたくのお酒の特徴はなんですか?」と聞くと、みんなが「旨い」という。
だから、消費者にとっては、どこの「お酒でも一緒でしょ?」ってなっちゃう。
ところが、このお酒は面白くないですか?
ひや番長
パッケージにどんなコトが得られるのか書いてある!
「暴れん坊になれる」
って、なんじゃー、そりゃー(笑)
・・・さらに!
三杯飲めばあなたも大暴れ!?
これって面白いですね。
むしゃくしゃしてる時は、これ飲んで暴れたい(笑)
もしくは、友達にプレゼントしたらネタになりそう!
それで飲んだら旨かった。美味かったらさらに人に話す!
ちなみに、こちらの酒造メーカーさんはこれで、業績のV字回復させたんだとか!
すばらしい。
こんな風に、美味しいお酒、価値のある商品が売れるとは限らないんです。
消費者が「価値」を認めたものが売れるってこと。
パッケージで「価値」をわかりやすく伝えるって大事ですね。
美樹ちゃん、いいネタと、そして勉強させてもらってありがとうございます!!
<追伸>
そして、その夜は「たんぽぽ」で懇親会!
こちらの居酒屋さんはボクも尊敬する藤田順也さんの経営する居酒屋!
あちこちのPOPがとってもかわいい!
まっすー(増澤美沙緒さん)のご指導を活かしてます。
全国47都道府県のチューハイ・ハイボールを制覇したら、何かが起こるらしい。
楽しませて頂き、ありがとうございました!!!
あ、料理の写真を一枚を撮ってないのは内緒です(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。