【対面販売のお店が気づかない「お客さんの不安」はパッケージにあったのだ!】
「このショートケーキを買ったら、どんなパッケージで持ち帰ることになるんだろう?」
「変な白い箱に入れられないかな?ましてや、透明ポリ袋に入れたれたら大ショック!」
お客さんは実はそんな不安も抱いているのです。
あ、おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
もともと、パッケージに入れて販売している会社はまず大丈夫なんです。
でも意外とこのことに無頓着なのが、対面方式で販売するお店。
ケーキ屋さん、蒲鉾屋さん、ベーカリーなどがそうですね。
例えばこんな店舗。
この蒲鉾屋さんではお客さんは不安に思うのです。
「買ったら、どんなパッケージに入れてくれるんだろう?」
「自分用ならポリ袋でもいいけど、お土産に使えるのかしら?」
「うーん、こんなんなら無理だなー」
・・・ということで、ちゃんとパッケージも展示しておいた方がいいでうよね!
例えば、工藤友里さんにTwitterで教えてもらったベーカリーの様子はこちら!
なるほどーーーー!
ここでパンを買えば、こんなお持ち帰りパッケージを用意してくれるのかーーー!
パッケージを見せるだけで、安心感が抜群に高まりますねー!
こちらは平尾とうふ店さんの売り場。
めちゃめちゃ楽しそうでいいですねー。
こうやって、もともとパッケージに入っている商品を販売する会社は陥らないのですが、
裸で販売している会社が陥り安いのが「お客さんのパッケージ不安」を感じないことです。
とある、アパレル会社では、こうやってパッケージ自体をディスプレイにしちゃってるところもあります。
こちらのマルブンさんのディスプレイも参考になりますね!
パッケージをちゃんと展示してあって
「ああ、ここでお持ち帰りのショートケーキを買ったら、こんなパッケージで持ち帰れるのね」
そんな安心感が生まれるのです。
ぜひぜひ、商品を裸で展示しているお店の人には知って欲しい!
こういったお客さんの不安心理を、パッケージを展示することで、取り除くことができるのです。
「1個からでもこのパッケージにお詰めします」なんてPOPがつくとサイコーかも?
ぜひぜひ、ご検討くださいねー。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。