【商品価値が高まる?いやっ、丸で別商品に生まれ変わる?】~受賞シールの計り知れない力~
いやー、つい先日行われた中四国の豆腐品評会。
大変な熱戦で、受賞された方は本当におめでとうございます!
「中四国でNo.1の豆腐」が部門別で4つ生まれました。
それって、多くの人に知ってもらわないともったいなくないですか??
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ボクは思うんです。
「受賞した!やったー!」で終わるともったいないなーって。
自己満足で終わらずに、その喜びはお客様と共有した方がいいなーって。
だからちゃんとパッケージには、例えば受賞ワンポイントシールを貼ることが大切。
そして、お客さんに伝えたほうがいいんですよね。
パッケージ松浦が初めて受賞シールを作ったのは村のおっさん桑原豆腐店さんでした!
2015年 日本一旨い豆腐を決める品評会 充填豆腐部門全国1位記念!
王冠型受賞シール!
もともととっても目立つ「村のおっさんキャラクター」が入ったパッケージなんだけど、
これに王冠を被せることで劇的に目立つようになりました!
店頭での展示効果がまるで違うことがわかると思います。
ちなみに、2017年も充填豆腐部門で日本一になりました!
現在はリニューアルしたリボン受賞シールで販売されております。
昨年は寄せ・おぼろ豆腐部門で中四国で銀賞(2位)になった中川食品さん(愛媛)「すくいとうふ」にも受賞シール!
やっぱり受賞シールがあるだけで品格が高まりそうな気配です。
2016年の<寄せ・おぼろ部門>中四国大会で銀賞(2位)の平尾とうふ店さん「おぼろ豆腐」(鳥取)!
こちらもとってもアイキャッチが強まりますねー。
さー、ここでちょっと変わった受賞シールも見てみましょう。
中央食品さん(香川)のマリリンのおっぱい!
こちらが2017年の中四国大会の充填豆腐部門で銀賞をとりました!
生まれ変わったのがこちら。
マリリンがティアラ型受賞シールをつけちゃった!
これってけっこう凄くないですか?!
シール貼り内職は大変かも知れないです。
でも、このシールの有るか無いかで、大きく商品価値が異なります。
さらにもうちょっと変わったもの。
大阪の島津屋さんが2017年の全国大会 寄せ・おぼろ豆腐部門で全国3位(銅賞)獲得!
しかしながら、パッケージが寂しかった。。。
そこで受賞シールを付けることになったのですが、、、おぼろの容器では表示スペースが小さいぞー。
どうしよう。
そこで考えられたのがこちら!
そーなんです!受賞シールじゃなくって、受賞帯封紙になりました!
先ほどとは商品価値が違うというか、もう全くもって別商品にすら見えますね!!
こんな風に受賞シール(や帯封紙)を使うことによって、商品価値を高める。
いやっ、まるで別商品のようになってしまうこともあります。
そういった意味で、ボクは受賞シールを付けることをオススメしてます!
もちろん、スペースの問題で無理なこともあるんですが、まーそこは一度、ご相談ください。
受賞されたみなさん、ありがとうございます!!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。