【49種類の豆腐パッケージ中から松浦が選ぶキング オブ パッケージ】~さとの雪「こくとろ。」パッケージ~
第4回全国豆腐品評会 中国四国地区予選の品評会の最中に、ふとこんなことを聞かれました。
「松浦さんなら、この49種類のお豆腐パッケージの中で、ベストを選ぶならどれ?」
なるほど、難しい質問のようですが、
ボクの中では実は一つ決まっていたのです。
あ、おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
こんな風に、49種類ならんでいる豆腐パッケージの中で、ボクが選ぶキング オブ パッケージ!
まー、パケマツ製を選ぶといらやしいので(笑)
パケマツ製じゃないパッケージから選ぶと、ずばりこれです!
こくとろ。 さとの雪です!
普通の豆腐って、「絹ごし」とか「もめん」とか「○○食品」とか、
会社名や品名だけを書いてある商品が多い。
この49種類のパッケージの中で一つでした。
レシピをデザインしてあって、食べるシーンを提供している豆腐パッケージって。
「あー、こんな豆腐料理もできるのね」
「あら、美味しそう。今日買って帰って、試してみようかしら」って思ってもらえます。
お客さんを巻き込むテクニックとしては、QRコードがついているところ。
「こくとろ。レシピ公開」のページに飛びます。
小さい工夫ですが、以外にやってないテクニックなんですね。
そして、実は!
それ以上にこの「こくとろ。」のパッケージには秘密があるんです。
実は季節ごとに「パッケージの衣替え」が行われます。
これは「秋冬バージョンパッケージ」です。
ね!
レシピが変わってるでしょ!
そりゃ、季節によって食べたい料理が変わるから、
こうやってパッケージも着替えてしまうんですね。
すんばらすぃ。
・食べるシーンを提供する
・QRコードでレシピ公開
・衣替えするパッケージ
工夫溢れる「こくとろ。」パッケージです!
ボクが選ぶ49種類の中でナンバー1パッケージでした!
(パケマツ製パッケージを除く)
さとの雪さん、何もでませんが、おめでとうございます!!!(笑)
追記!
<第4回全国豆腐品評会 中国四国地区予選のまとめ>
興奮冷めやらず書いた6本のブログです。
よかったら読んでねー!
①ドキドキの結果発表編
https://buff.ly/2tYAaCa
②商品価値が変わる受賞シール編
https://buff.ly/2Nw9HUX
③鳥取代表 絹ごし豆腐 最優秀おめでとうございます編
https://buff.ly/2J0gRND
④とうふ屋うかわ 木綿&寄せ・おぼろ部門 2冠達成おめでとうございます編
https://buff.ly/2KTyb8G
⑤とうふ屋の経営をえぐる 山久食品 和田司郎氏基調講演編
https://buff.ly/2KyUFjv
⑥もし、今大会でベストパッケージ賞があったなら?編
https://buff.ly/2m0szyA
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。