【うどん業界の非常識は、ラーメン業界の常識なの?】~業界の非常識に挑め~
とくとくターミナルの中にある徳島県物産館というお土産物屋さんで、
そこの尾崎社長に「売れている“うどん”は?」って聞くと、
「そりゃ“るみおばあちゃんのおうどん”だね」って答える。
その秘密はパッケージにあった!
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
これが「るみおばあちゃんのおうどん」パッケージ!
たぶん
「そんなに特別なところはない」
「別に普通のパッケージだよね」って感じたかも知れません。
でも、実は計算しているかどうかは別にして、違うんです!
うどん業界では、かなり「非常識」なパッケージなんです。
ラーメン業界では「顔出し」パッケージが当たり前。
「おれが●●店の大将だー」みたいに、腕組みをしてパッケージに登場する。
あなたも思い浮かべてください。
・・・ね、そんなパッケージが多いでしょう。
ところが、うどん業界では、なぜか「顔出し」は御法度!
ほとんど、顔出ししているパッケージはないのです。
・・・ね、思い浮かばないでしょう?
このような「ラーメン業界の常識」と「うどん業界の美常識」を掛け合わせたパッケージ。
それが「るみおばあちゃんのおうどん」なんです。
だからこそ、長年売れ続ける商品になっているんですね。
「業界の非常識に挑む」ということを、るみおばあちゃんに教えて頂きました!
ありがとうございます!
★★★ 今後のパッケージマーケティングセミナー予定 ★★★
<大阪>
2018年9月18日(火)
「一発逆転」パッケージマーケティングセミナー
<徳島>
2018年9月25日(火)
<世界でたった一つのブランドのつくり方>~西村博×松浦陽司コラボセミナー~
<徳島>
2018年11月8日(水)
<まっすー(すごはん増澤美沙緒)&まっつー(パケマツ松浦陽司)コラボセミナー>
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。