希少性を演出し、限定感溢れるパッケージで売上アップ! ~ミツカンさんの新春シナリオ~
「限定感は大事って分かってる。だけど、うちで限定感なんて出せないよ」と思っている皆様へ
おはようございます。
5日間連続マラソン練習サボり中の松浦 陽司です。
このブログを書いたら、さすがに走ろう・・・
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~希少性の法則~
人は、数が少ないものほど価値が高いと考える
いつでもどこでも買えるものより、
「今、買わなきゃ!」
「ここで買わなきゃ!」という商品に、人は価値を感じるんです。
限定についての参考記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10978058986.html
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希少性があるものに、人は正確な判断能力をなくしてしまうのです。
みなさん、ありませんか?
旅行から帰って来た後に、「なんでこんなもの買っちゃったんだろう?」って後悔すること。
これも、「ここで買わないと、後で買えない」という変形の希少性の法則です。
でも、そんな限定感や希少性、一朝一夕でつくれるものではないですね。
・・・いえいえ、そんなことありません。
誰だってつくれるのです。
こちらをご覧ください!
ミツカンさんの「金のつぶ におわなっとう」!
桜限定パッケージです!
2011年1~2月に発売されていました!
新春限定です!
期間限定をアピールして、希少性を出してます。
「口をあけましておめでとう」
なんてコピーも素晴らしいと思います。
「あぁ、年も明けたんだ。
めでたい桜のパッケージかぁ。
限定だし、ちょっと買ってみようかな?」
そんな風に思って買った人が何人もいることでしょう!
でも、考えてみてください。
中身は何も変わっていません!
パッケージが変わっただけなんです。
面白いですねぇ。
無理に商品開発しなくても、希少性を出して、限定感が溢れる新商品ができちゃう!
興味深い事例ですね。
パッケージを変えて希少性を演出!限定感アップ!
新商品開発に役立ててはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。