自分の色の趣味でパッケージをつくってよいものか?
「自分の好きな色をパッケージに使えばいいじゃん」と思っている皆様へ
おはようございます。
昨日は中小企業家同友会のフォーラムで、モクモクファームの木村修社長のお話を聞いてきました。
また、後日、紹介します。
☆☆☆
「味は色に支配されている」
色彩の教科書 芝原信著より抜粋
☆☆☆
物事の判断に使われる五感の割合をご存知でしょうか?
視覚 87%
聴覚 7%
触覚 3%
嗅覚 2%
味覚 1%
この数字を見て驚かれる方も多いでしょう。
圧倒的に「視覚」です。
「美味しい」というのも、視覚で感じるものなのです。
同じコーヒーでも、パッケージ缶の色が変わると、味が変わります。
赤…風味と香りが濃い
黄…風味と香りが薄い
茶…風味と香りが強すぎる
青…風味と香りが柔らかい
不思議な現象ですね。
皆さんもパッケージを考える時に、色を考えるというのは大変重要です。
「俺は青が好きなんだ!」
こんなパッケージ開発をすると、目指す味に感じてもらえないかも知れません。
明日は売れる4つの色のお話をしたいと思います。
お楽しみに♪
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。