「美宝堂効果」で、地域全員が親心
「自分の子供が可愛くて仕方ない」と思っている社長さんへ
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は盛和塾の徳島・香川合同合宿例会!
祖谷峡温泉 ホテル 秘境の湯に泊まっている松浦 陽司です。
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名古屋圏内ではあまりにも奇抜なCMで有名すぎる
宝石店『美宝堂(びほうどう)』
知らない人の為に説明すると、おじいちゃん(現会長)とその孫が自社製作のCMに出演。CMを完全に私物化しており宝石店のCMなのか孫自慢なのかわからないという。
孫も次第に成長していき、時代と共に大きくなっていく様を見ることができ、その成長ぶりも話題となった。
ちなみに、孫が初登場のCM
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=H_0hIMNNIu8
残念ながら、2010年に当時の社長が先物に手を出し過ぎて倒産したようですが、
それまで、名古屋の人たちは、その成長ぶりを楽しんでいたようですよ。
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怒涛の如く日乃出本店さんの記事を書かせて頂きました。
「一つの商品にたくさんの企画・アイディアがあるんだな」と思って頂けると幸いです。
でも、実はボツになった案もあるんです。
私はすごく気に入っていたのですが、・・・。
今日は本来あり得ない「ボツ企画公開」させて頂きます(笑)
察しの良い方ならもうお分かりでしょう。
それは、壱億円札に顔写真を入れることです。
※現在の壱億円札には創業者である故・西川芳太郎氏の写真が印刷されております。
西川弘祐専務には可愛い2歳の娘さん「さくらちゃん」がいらっしゃいます。
「壱億円札に、さくらちゃんの顔写真を入れよう」と提案したのです。
そして、壱億円札を刷り直すたびに、写真を更新していきます。
「あれ、さくらちゃん、もう入園か」
「そうか、小学校入学か」
「小3か、しっかりしてきたなぁ」
なんて、徳島中の人に、お父さん・お母さん気分になってもらうという価値です。
美宝堂効果です!
残念ながらボツになりました。
理由は、ぶっそうな世の中だからです。
誘拐なんてされたらいけないですからね。
なぜ、没ネタを紹介させて頂いたかというと、
どなたか採用頂けないかなんて思ってます。
パッケージにお子さんを!
ご検討いただける方は、パッケージ松浦にまでご連絡を(笑)!
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ちなみに、野田ハニーさんのパンフレットは、3姉妹の写真が満載ですね!
野田和博社長は美宝堂効果を狙っているのだろうか???
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。