きちんと限定感は伝わってますか? ~神戸花鳥園 ベゴニア羊羹~
「うちだけで売っている商品です」ってことがお客さんにきちんと伝わっていると思っている貴方へ。
おはようございます。松浦 陽司です。
台風が心配ですね。
徳島の友人たちから浸水などの情報が次々と入ってきます。
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AKB48のジャンケンNo.1は篠田麻里子ちゃんでしたね。
神戸花鳥園の人気No.1 「オオハシくん」です!
神戸花鳥園
http://www.kamoltd.co.jp/kobe/
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先日、神戸花鳥園の大塚園長からご連絡を頂きました。
「ブログ見ました!パッケージ提案して!」ということ。
その時のやりとりはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10975940123.html
行ってきました!
大塚園長と2ショットです!
大塚園長のブログはこちら!
http://ameblo.jp/jolly-good-morning/
ブログで問い合わせって、すごいことですね!
我ながら大したもんだ(笑)
さて、「ひとくちおこわ」から「羽田空港ひとくちおこわ」ってネーミングを変えただけで
年間40万個売れた記事を以前に書きました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10992792927.html
※今は50万個売れているそうです!
神戸花鳥園もきっちりと行っています。
神戸花鳥園名物の「ベゴニア羊羹」です。
とても変わった商品ですが、・・・おしい。
貰う方の気持ちを考えると、どこの名物か分からない。
贈る方の気持ちを考えると、「私が言わなくても何処に行ってきたか伝えたい」。
すると、パッケージはこうなります。
「神戸花鳥園 ベゴニア羊羹」
・・・ね、ほんのちょっとの工夫です。
これだけで、売上が上がったと神戸花鳥園スタッフの本間さんが語っていました。
「うちで売ってるから、うちだけで売ってるに決まってるだろ」は会社の都合。
お客さんの都合ではありません。
貰う方も贈る方も、「神戸花鳥園に行ってきたよ」ということが一発で分かるようにして欲しいのです。
限定なら、限定ときっちりパッケージで訴えないといけませんね。
貴方の商品もちょっとしたパッケージの工夫だけで、限定感がでるかも知れませんよ!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。