【パッケージを売らないパッケージ屋】~じゃあ、何売ってるの?~
あなたの会社の売り物はなんですか?
お菓子?
袋?
素麺?
モノしか出てこないとしたら残念。
お客さんが買っているのは、モノじゃないのに。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
パケマツは袋や箱やシールを売ってます。
そう、パッケージを売ってます。
でも、
「パッケージを売らないパッケージ屋」と名乗ってます。
それは何故だろう?
もちろん、袋、箱、シールなどのパッケージを販売してます。
でも、お客さんは誰一人として、
「パッケージは欲しくない」んです。
例えば中身のお菓子が
裸のままで、腐ったり、湿気たり、壊れたりせずに、輸送できるならパッケージに入れる必要はないです。
無地の白い箱に入れてて、飛ぶように売れるなら、パッケージデザインに力を入れる必要はないです。
でも、なんで、人はパッケージを使うのでしょうか?
理由は2つ。
「安全安心」に中身を輸送する手段として欲しい。
「販売促進」の力になって、飛ぶように売れて欲しい。
欲しいモノは、袋、箱、シールじゃなかった!
手に入れたいコトは、安全安心と販売促進だった!
・・・となってくると、
お客さんはパッケージが欲しいんじゃない。
ただ、安全安心に商品を輸送する手段として、使っている。
そして、販売促進に繋がればいいなと思ってる。
って感じですかね。
実際に売り上げが6倍になった【今夜は焼肉じゃ】
https://www.p-matsuura.co.jp/voice/26092.html
リアルに販売店舗が増えたJAアグリあなんの「筍かぐや姫」
https://www.p-matsuura.co.jp/result/24409.html
売上が120%(くらいに)なってる「なると金時 里むすめ バームクーヘン」
https://www.p-matsuura.co.jp/result/15406.html
いろいろあるので、読んで頂けると嬉しいです♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。