混ぜるだけの新商品開発! ~子供から大人まで魅了するパッケージシナリオ~
「うちの商品には何かが足りない」と思っている貴方へ。
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は久しぶりに10km走りました。
今は筋肉痛に悩まされています(笑)
☆☆☆
すべての創造は模倣から出発する。
池田満寿夫
『模倣と創造 : 偏見のなかの日本現代美術』
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小さい時に、よく食べませんでしたか?
ベビースター!
パリパリと美味しいですよね。
でも、ターゲットは子供。
大人はあんまり食べないですよね?
・・・と思ったら、
私は実はおっちゃんになった今でも、時々食べます。
それは何故か?
これです!
なんと!
ベビースターラーメンと、ピーナッツを混ぜただけという荒業!
しかもしっかりとパッケージには
「ビールを飲んで、おつまみ食べて、美味しい」体験を想像させるイラスト入り!
ちょっと気持ち悪いイラストですけどね(笑)
これで子供だけでなく、「大人のおつまみ」という市場も創造しました。
ベビースターで子供の頃のノスタルジーも感じながら、
しっかりとピーナッツでビールのお供に!
そもそもは「ベビースターとピーナッツを混ぜただけ」です!
これで新たな市場創造です。
そして、お客さんに伝わるようにパッケージできっちりとアピールです。
素晴らしい事例ですね。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。