【山梨名物!桔梗信玄餅のパッケージから学ぶ!】
まっすー(すごはん増澤美沙緒さん)が下さった山梨土産!
桔梗信玄餅!
パケマツ一同で美味しく頂きました!
ありがとうございます。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
実はこのお土産を貰った時に、ちょっと笑ったエピソードがあります。
それは貰った時に、どう感じるか?
例えば、イラストレーターの林美華さん(みかりん)のリアクションは
「わぁ!ありがとうございます〜!重かったでしょう〜!」です!
そのことは、すごはんブログにも書かれております。
そうか、そんなところを感じるんだ。
ボクはというと、同じお土産物を貰って、最初のリアクションが
「パッケージを開封してもいいですか?」だって!
職業病だね(笑)
ちなみに、この桔梗信玄餅!
非常にパッケージが興味深い!
ボクが貰ったのは「こうふ開府500周年」記念パッケージの貼り箱!
さて、開封しましょう。
こんな風に左右観音開きの貼り箱って、
けっこう、高級パッケージなんですよ。
さらに、注目するのがこの個包装。
楊枝をセットして、小さいポリ風呂敷を「真結び」してます。
これって、手作業だよね。
めっちゃ、手間が掛かってる!
ポリ風呂敷を開けると、
ようやく桔梗信玄餅にご対面!
・・・の一歩手前!
容器に、たれビンが載ってます。
この容器の蓋がなかなか凝ってる!
たれビンが動かないように、
たれビンの形に凹んでいるんです。
なるほどー。
蓋を取ると、蓋の凹みに合わせて、きな粉が凹んでおります。
そう!
ここにタレを入れて食べてもよし。
風呂敷に全てをぶち巻いて
そこにタレをかけて食べてもいいんです!
自由だーーーー!
でも、実は。。。
説明書には、お召し上がり方として
「容器に餅が入っておりますので、
中の一個をようじで持ち上げたところへ黒蜜を入れ、
きな粉と混ぜてお召し上がりください。」と書いてある!
ちなみに「桔梗信玄餅」で画像検索すると
ボクの見た限りでは、誰もオススメの食べ方をしてない(笑)
何はともあれ、
「パッケージ」が「食器」の役割りをそのまま果たしている!
いわば、カップヌードルと同じ思考の商品です。
まっすー、勉強になりました!
ありがとうございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。