パッケージのカラー戦略について ~座学と実学が違う~
「本に書いてあることは100%正しい」と思っている貴方へ。
そんなことはないですよね。教科書通りに行かないことが多い。だから面白い!
おはようございます。松浦 陽司です。
昨夜はパッケージ松浦のボーリング&焼き肉大会で盛り上がりました!
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生まれて400年 今も生き続ける
日本のロングセラー商品展
パッケージデザインの勘ドコロ
印刷博物館 P&Pギャラリーで11月6日まで展示中
(東京都文京区)
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以前に、黄色のパッケージは売れにくいという記事を書きました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11012256478.html
これはこれで本当だと思うのです。
色彩学の本に書いてあったことですから。
でも、売れ続けている商品を「日本のロングセラー商品展」で見て来ました。
びっくりです。
売れ続けている商品に「黄色」のパッケージが多いのです。
ざっと挙げただけでも、これだけの商品が黄色のパッケージで売れ続けている!
色彩学的には確かに、黄色はパッケージに向かないはずなのです。
でも、史実として、黄色のパッケージが売れ続けているのです。
これについては、・・・・すみません。
今のところ、これ以上検証できません。
いずれ、明らかにしていきたいと思います。
はっきり言えることは、「座学と実学は違う」ということでしょう。
パッケージのカラーは大変重要です。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。